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2018年08月04日

BOOK STAND 女優・室井滋さんが登場!

WEB本の雑誌とのコラボ企画『BOOK STAND』。

今週からは3週連続で女優の室井滋さんのご登場です。
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室井滋さんはエッセイストとしてもご活躍で、これまでに50冊以上も本を出されているんです。最近は絵本も書かれていて、最新刊は室井滋のてぬぐいあそび絵本『ピトトト トン よ〜』、こちらが世界文化社より先月刊行されました。
こちら、手ぬぐいが絵本に付いていて、室井滋さんが歌って踊りながら遊び方を紹介している動画がYouTubeで配信されています。
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今回BOOKSTANDでは、室井滋さんがいつも手元に置いているという愛読書を
紹介してくれます。
今夜はその1冊目です。

●あたりまえってむずかしい、ふつうのしあわせ。
今夜ご紹介するのは私のバイブル的な絵本です。
和田誠さんの「ねこのシジミ」です。
この本はどこにでもいるようなのら猫を、和田さんの息子さんが拾われきたところからスタートする絵本なんですけども。本当に何かすごい出来事が起っちゃったりとか、とんでもない展開になる、みたいなことは一切なくて、本当に淡々とした猫の半生が描かれています。
この猫、シジミというのは、貝殻のシジミに見えたので・・・それだけ地味で小さくてちょっと、さえない猫だったということなんですけども、その猫を見て、お母さんの友達が「シジミみたね」と話したのがきっかけで、シジミという名前がつきました。和田さんのご家族がモデルになっているので、平野レミさんのことなんかもそっくりな似顔絵でたくさん・・・これを読んでいると、和田さんのお宅ちょっとに上がり込んだような感じもしますし、以前、和田さんのご一家をお見かけしたことがあって、それでこの中に出てくる、小学生だった男の子がもうすっかり、立派に大人になられて「ああ〜・・・!」と思って(笑)
ネコから見た和田さんのご一家のことも入ってくるので「なんか、・・・絵本の人たちだ!」って思って見入ってしまったことがあったんです(笑)
なんでこの本をバイブルだというふうに思ってしまうかと言いますと、私もすごい猫好きで、以前は6匹から10匹飼っていた時代もありまして、しかも全部ノラちゃん。だからノラ猫のことは私自身詳しいんですね。だから、なんか本当に自然な猫の姿・・・それから、それに接する人たちの姿がリアルだし、そこに何気ない愛情すごくあるので、ちょっと優しい気持ちになるというか、おもしろいなあ〜っていうふうに思って。
そのまま、嘘のない、でもなかなかこういうふうに描くにはむずかしいだろうなと思える素敵な一冊です。

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室井滋さん、絵本をキッカケに結成した「しげちゃん一座」での
絵本&ライブショーが決定しています。
8月26日 日曜日、下北沢の北沢タウンホールにて開催です。
夏休みなので親子での参加も楽しそうですね。
詳細はしげちゃん一座オフィシャルサイトでご確認下さい。

BOOK BAR staff| 22:24 | カテゴリー:BOOK STAND


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