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2018年08月25日

■一冊入魂■

週替りで本のプロフェッショナルである書店員さんに
今読むべき!読んでほしい!オススメの一冊を紹介して頂きます。

今週、入魂の一冊を紹介してくれるのは三省堂書店・神保町本店の
アルパカ書店員こと内田剛さん。
神保町本店は、本の街・神保町のランドマークとなっている
売場面積約1,000坪の大型書店です。

内田剛さんの入魂の一冊はこちら!
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ワイド&パノラマ 鳥瞰・復元イラスト 日本の城 』 
著:香川元太郎 学研

子供の頃から歴史好き、城好きなのですが、
ここ最近の城ブームでたくさんお城の本が出ている中で、
特におすすめなのがこの本です。
一見A4サイズ、これでも大きな本ですが、
ページが折り込まれていて、開くと1ページA3サイズのまさにワイド!
精密なイラストで復元された日本の城が実に100城以上!
全国津々浦々の城をおさえていますが、
中には秀吉の時代、朝鮮出兵の際に建てた倭城まで!
個人的なNO1は何といっても安土城!

歴史の面白さは"ない"ものを想像する面白さだと思います。

是非、手に取って、この興奮を味わっていただきたいです。

BOOK BAR staff| 22:49 | カテゴリー:一冊入魂

2018年08月25日

8.25 OA 城 南海 CIVILIAN さかいゆう and more

1 最高でも鰻、最低でも鰻 / 富貴晴美 


2 愛、奏でて / 城 南海 


3  何度でも / CIVILIAN 


4 朝ご飯の歌 / 手嶌葵 


5  Magic Hour feat.さかいゆう  / RHYMESTER 


BOOK BAR staff| 22:46 | カテゴリー:SONG LIST

2018年08月25日

おいしいデ

今週、大倉さんが紹介してくれたのは…こちら!

大倉眞一郎セレクト
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著:梅原真 羽鳥書店

『エンジンデカすぎデザイナー』

高知県生まれのデザイナー、梅原真さんは、放送局の美術スタッフを経て、
現在はフリーランスで高知を拠点に活動しています。
受け仕事が多くなるデザイナー業ですが、
フリーランスの梅原さんは、やりたくないことはやらないし、
面白いことなら商品開発からコピー、デザインまでガンガンやる。
そんな梅原さんが高知で手がけた、食べ物にまつわるデザインを集めたもの。

一次産業×デザイン=風景

クライアントの気に入るものをつくらないといけない、という
多くのクリエイターが陥りがちな仕事の向き合い方、
ものを伝えるとは作り出すとはどんなことなのか
その原点に返ることができる、クリエイターたちも衝撃の1冊。
大倉眞一郎が思わず「こういう人と仕事がしたかった」と語った理由、
あなたもこの中から探してみませんか?

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大倉さん、梅原さんの前作『ニッポンの風景をつくりなおせ』も持参!
熱がこもっていました!

BOOK BAR staff| 22:40 | カテゴリー:BOOK INFO

2018年08月25日

BOOK STAND CIVILIANのフロントマン コヤマヒデカズさんが登場!

WEB本の雑誌とのコラボ企画『BOOK STAND』。

今週からはスリーピースバンド、CIVILIANのフロントマン、コヤマヒデカズさんの登場です。
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中学時代、在籍していた吹奏楽部の部室に置いてあったギターに触れたことがバンドを始めるキッカケだったというコヤマさん、現在、音楽サイト「BARKS」にて書評コラム「深夜の読書感想文」を
連載中です。こちらの連載コラムでは、コヤマさんに読んでもらいたい本を読者から募り、そのなかから選んだ本を紹介しています。これまで取り上げた作家を見てみると、辻村深月さん、桜庭一樹さん、皆川博子さんなど。
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今回BOOKSTANDでは、「他人とうまく関われないあなたに捧げる救いの物語」というテーマで3冊選んでくれました。
今夜はその1冊目です。

しあわせを文字でかたちに。

今夜ご紹介するのは乙一さんの「失はれる物語」と言う短編集です。
中でも1番のオススメしたい物語が「しあわせは子猫のかたち」というタイトルの短編です。これを当時読んだときは読みながら泣いてしまって、今でもすごく心に残っている短編の1つなんです。
主人公は子供の頃から人づきあいが苦手な大学生で、いじめを受けたりして、ますます人とかかわるのがおっくうになっていって、もう1人暮らしをして、自分は終生1人で生きて1人で死ぬんだと決意して、1人暮らしを始めた家が、殺人事件が起きた家だったんですね。でも主人公は1人で生きていくには丁度いいだろうと、そこで1人暮らしを始めます。そうすると、家の中で不思議なことが起こり始めるんです。

乙一さんってホラー作家だと思っている人って結構いると思うんですけど、その一方で、実は茶目っ気のある、チャーミングで、笑っちゃうような話が書ける方で

この「しあわせは子猫のかたち」っていう話も、どちらかというと、幽霊とか出てくるんですけど全然怖くなくて、例えば主人公がカップラーメンにお湯を入れて3分間待っている間に、気が付いたら箸を隠されていたりとか、大学に行く時にカバンの中にリモコンを入れられていたとか、そんなかわいいいたずらばかりをするんですよね。で、そういう幽霊と不思議な共同生活をしているうちに、だんだんだんだん主人公の人とのかかわり方がちょっとずつちょっとずつ気持ちが変わっていって、最後に幽霊から手紙が届くんですね。その手紙の中の1文が所謂名言と言われるもので、結構ネット上でも紹介されていて、僕も本当に大好きな1文で、僕はそこで泣いてしまって、何回も読みなおそうとその時決めました。
学校がつらかったりとか、そういう人にこそ読んでほしいそんな短編ですね。

BOOK BAR staff| 22:24 | カテゴリー:BOOK STAND

2018年08月25日

名越左源太の見た 幕末奄美の食と菓子 

今週、杏ちゃんが紹介してくれたのは…こちら!

杏セレクト

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著者:今村規子 南方新社

『気になると、調べたくなっちゃう!』

どうしても幕末を描くとなると、京都が舞台になりがちな中、
これまで描かれることの少なかった島流し先、奄美大島での物語を
丁寧に描いた大河ドラマ「西郷どん」奄美大島編に感動した杏ちゃん。
そんな奄美大島ではどんなものが当時食されていたのか、
まるっと幕末の奄美の食ついて記されているのが今回の書籍。
名越左源太とは西郷さんよりも先に島流しにあい、
5年間島で過ごしていたという武士。
画師さながらの腕前であった画力の持ち主であった左源太は、
その地で見た、食べたもの、菓子のイラストのスケッチを残していた。
奄美大島と言えばサトウキビですが、そのために強いられた厳しい生活、
日本本土ではなく南の国から影響を受けた文化などなど・・・
株式会社虎屋の菓子資料室・虎屋文庫に勤務している著者が、
惚れ込んだ奥深い世界、杏も思わず原書に手を伸ばしたほど!
ドラマとともに、是非遠い異国のような文化を味わってみてください!


▼杏ちゃんが手に取った原書はこちら
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『南島雑話 幕末奄美民俗誌』
著:名越左源太 平凡社

BOOK BAR staff| 22:08 | カテゴリー:BOOK INFO

2018年08月18日

■一冊入魂■

週替りで本のプロフェッショナルである書店員さんに
今読むべき!読んでほしい!オススメの一冊を紹介して頂きます。

今週、入魂の一冊を紹介してくれるのは文京区千駄木にある
往来堂書店の店長、笈入建志さんです。
往来堂さんは、いわゆる街の商店街にあるような小さな書店なんですが、
セレクトにたいへん力の入っている本屋さんとして知られています。

笈入建志さんの入魂の一冊はこちら!
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家の中のすごい生きもの図鑑 一番身近な生き物たちの知られざる生き様とスゴ技』 
著:久留飛 克明 山と渓谷社

私たちが見かける昆虫図鑑と言えば、
森や林にいるような昆虫の図鑑ですが、
今回紹介するのは、家の中にいるいきものの図鑑です。
家の中にいる図鑑と言えば、
あまり家にいてほしくないものをイメージすると思いますが、
そう言った虫たちの生態、生き様をコミカルなイラストで描いた1冊。
また、その虫たちがなぜか関西弁でしゃべっている、というところも
少し「嫌さ」「怖さ」を和らげてくれています。
実際に危険な生き物もいるにはいますが、
本当は敵じゃない、いたずらに怖がる必要がない、
そんな本当の彼らの一面を知ることで、
あなたが彼らを見る目も変わるかもしれません。
是非手に取って見てください。

BOOK BAR staff| 22:49 | カテゴリー:一冊入魂

2018年08月18日

8.18 OA スピッツ 小泉今日子 Mungo Jerry

1 グラスホッパー / スピッツ 


2 Mohammedoun / Noura Mint Seymali 


3  赤い金魚 / 小泉今日子 


4 In The Summertime / Mungo Jerry 


5  Dragonfly / Ziggy Marley 


BOOK BAR staff| 22:46 | カテゴリー:SONG LIST

2018年08月18日

昆虫学者はやめられない―裏山の奇人、徘徊の記―

夏休みスペシャル『昆虫特集』の今週、
今週、大倉さんが紹介してくれたのは…こちら!

大倉眞一郎セレクト
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著:小松貴 新潮社

『昆虫と著者にびっくり!』

昆虫学者からも奇人扱いされる昆虫学者、小松貴さん。
そんな若い昆虫学者の小松さんがタイトルそのままに、
昼夜、天候問わず裏山をカメラ片手に徘徊し、その生態を見つめたもの。
昆虫のことばかりかと思いきや、第1章はカエル、カラス、ヘビ。
昆虫に限らず広い知識、好奇心を持つ小松さんが昆虫を好きになったきっかけは、
男の子がよく昆虫を好きになるきっかけであるカブトムシではなく、アリ。
子供の頃にアリを追いかけているうちに、
アリに混ざって、アリのふりをするアリヅカコオロギを発見したことからなんだとか。
昆虫が生き抜くために身に付けたと思っていた擬態能力も、
実は昆虫は自覚していない能力・・・かもしれない!
昆虫の奥深さに気が付くと、きっと公園や庭、虫を見るのが楽しくなる!
・・・そんな可能性に満ちた子どもから大人まで楽しい1冊。
(好き嫌いはあると思いますが、著者の撮った写真もすごいです)

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大倉さんの付箋の数でその面白さ、お察しください!(笑)

BOOK BAR staff| 22:40 | カテゴリー:BOOK INFO

2018年08月18日

BOOK STAND 女優・室井滋さんが登場!

WEB本の雑誌とのコラボ企画『BOOK STAND』。

今週は女優の室井滋さんのご登場です。
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室井滋さんはエッセイストとしてもご活躍で、これまでに50冊以上も本を出されているんです。最近は絵本も書かれていて、最新刊は室井滋のてぬぐいあそび絵本『ピトトト トン よ〜』、こちらが世界文化社より先月刊行されました。
こちら、手ぬぐいが絵本に付いていて、室井滋さんが歌って踊りながら遊び方を紹介している動画がYouTubeで配信されています。
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今回BOOKSTANDでは、室井滋さんがいつも手元に置いているという愛読書を
紹介してくれます。
今夜はその3冊目、最終回です。

●世界をもっとおもしろく見つめて
今晩おすすめめする本は与謝野晶子著、『金魚のお使』という童話です。この本は『鉄幹晶子全集』第5巻というところに載っている古い古い本なんですけれども、これの編集代表をしているのが私の伯母なんですね。私学生の頃にその伯母の仕事の手伝いをアルバイトでしていまして、そういう中で実は子だくさんだったからいつもそうやって自分で童話を書いて子供たちに読んでやっていたんだと伯母から最初聞きました。
『金魚のお使』、ちょっと頭のところを読んでみますと、

太郎さんは駿河台の菊雄さんの所へ、
お使をやらなければならない御用があるのですが、
女中の梅やが御病気なので、
どうしたらいいだらうかと考へて居ました。
さうすると弟の二郎さんが、
『兄さん、金魚をお使にやりませう。』と云ひました。

(『鉄幹晶子全集』第5巻『おとぎばなし少年少女』より引用)

ここから始まるんですけども、金魚がおうちの人の代わりにお使いに行くというお話なんですね。もちろん金魚なので、本当なら水の中でしか生活ができないんですが、電車に乗る場面になったら、突然「死んじゃう!」「お水をお願いします!」って騒ぎ出して、電車の中で金ダライという大きなバケツみたいなものを持ってきてもらって、電車の中でそこに入ってホッとする、みたいなくだりとか、無事にお使いに行って、それでそこからいろんなものを持って帰るときに、金魚だから手に持てないので・・・っていうような、ちょっとつじつまが合わないようなところがものすごくあるんですけど(笑)
私がなぜこの本を童話のバイブルというふうに思うかと申しますと、こどもたちはもちろん、大人が読んでも面白いとなると、なにをどう動かすかということに対して、

普段からいろんな目で世の中を見ないとそういう発想って出てこないと思うんですよね。

金魚を主役にしようという発想はあっても、金魚にお使いをさせようという発想はなかなかないじゃないですか。『金魚のお使』のような発想が出来たらなあと私、思うんです。

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室井滋さん、絵本をキッカケに結成した「しげちゃん一座」での
絵本&ライブショーが決定しています。
8月26日 日曜日、下北沢の北沢タウンホールにて開催です。
夏休みなので親子での参加も楽しそうですね。
詳細はしげちゃん一座オフィシャルサイトでご確認下さい。

BOOK BAR staff| 22:24 | カテゴリー:BOOK STAND

2018年08月18日

バッタを倒しにアフリカへ

夏休みスペシャル『昆虫特集』の今週、
杏ちゃんが紹介してくれたのは…こちら!

杏セレクト

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著者:前野ウルド浩太郎  光文社新書

『開始5行で笑っちゃう!計算なしの起承転結捧腹絶倒エッセイです。』

昆虫が苦手な杏ちゃんが持ってきたのは、
2017年9月2日に一冊入魂で往来堂の笈入さんも紹介した新書。
昨年発売以来じわじわと話題を集め、今年の新書大賞を受賞。
バッタ博士の昆虫学者である著者が
バッタの扮装をした表紙が印象的なこの本は、
抱いてしまった「バッタに食べられたい」願望を叶えるために
バッタを研究し、モーリタニアに渡った体験をまとめたもの。ところが・・・

開始5行でバッタアレルギー発覚。

渡航したもののバッタがいなかったり、言葉の壁や資金不足に悩んだり・・・
バッタを愛してやまない男の行き過ぎともいえる愛が、
おもしろい語りくちで書かれていて一気読みしてしまったという杏ちゃん。
動画配信やクラウドファウンディングなど、
現代の研究者の姿を垣間見ることもできる愛ある1冊。
私たちが書籍を手にすることで、好きな研究を続けられる、
それもひとつの支援なのかもしれませんね。

BOOK BAR staff| 22:08 | カテゴリー:BOOK INFO

2018年08月11日

平和を願い、過去から学ぶ!

夏休み特別企画『平和を願い、過去から学ぶ!』

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終戦日も近いということで、先週と今週の2週にわたって、
番組10周年記念本「BOOK BAR お好みの本、あります。」から
平和への願いが込められた書籍をピックアップして紹介します。

今週は大倉さんのセレクトです。

大倉さんが選んだのは、こちら・・・

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「ネルソンさん、あなたは人を殺しましたか?」 ベトナム帰還兵が語る「ほんとうの戦争」
著:アレン・ネルソン 講談社

2012年10月13日に紹介したこの本は、
ニューヨークの貧困家庭に育ったネルソンさんが、
苦しい生活から解放されるために従軍し、ベトナムで初めて人を殺め、
罪の意識に苦しみながら、平和運動への道を歩み始めるノンフィクションです。
小学校で戦争体験を話すことになったネルソンさんにある女の子が質問します。

「ネルソンさん、あなたは人を殺しましたか」

しばらく黙りこんだネルソンさんは静かに肯定します。
女の子がかけた言葉は「かわいそう。」
そして、女の子はネルソンさんを抱きしめます。

日本は確かに東京大空襲や、原爆で大変な目に遭いましたが、
日本も同じように大変な目に遭わせた人たちがいる。
アメリカだけが悪ではなくて、アメリカで戦争被害に遭った人もいる。
それぞれの立場、それぞれのその後の生活、
どうしてもある視点だけに傾きがちな戦争体験だけれど、
人類として、人として、戦争を見つめなおすきっかけになるかもしれない。

BOOK BAR staff| 22:51 | カテゴリー:特別企画

2018年08月11日

8.11 OA ザ・ピーナッツ Rod Stewart John Lennon and more

1 アンパンマンのマーチ / ドリーミング 


2 スターダスト / ザ・ピーナッツ 


3  Sailing / Rod Stewart 


4 SAKTA VI GA GENOM STAN / EDDA MAGNASON 


5  IMAGINE / John Lennon 


BOOK BAR staff| 22:46 | カテゴリー:SONG LIST

2018年08月11日

地球にちりばめられて

今週、大倉さんが紹介してくれたのは…こちら!

大倉眞一郎セレクト
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著:多和田葉子 講談社

『ことばとは、国籍とは。』

言語が大好きな大倉さんがそんな疑問を投げかけたのは
ドイツ語と日本語で小説を書く多和田葉子さんのこの作品。
物語はリアルな現代でありながら、明言してはいないものの
日本を予感させる国の女性Hirukoらを中心に描いたロードムービー的小説。
ヨーロッパに留学中に母国が消滅してしまったHirukoは、
その土地で生き抜くためいくつかある公用語に近いながら、
独自の言語である"パンスカ"をあやつり、デンマークで働いていた。
しかしながらHirukoはたまらなく自分の母語で話したい欲求に駆られ、
自分の母語を話すことをできる誰かを探しに旅に出る・・・
母語がひとつしかない私たちには難しい感覚かもしれませんが、
あらためて、他の国の文化、言葉のすばらしさを考えるきっかけに
この本がなるかもしれません。

BOOK BAR staff| 22:40 | カテゴリー:BOOK INFO

2018年08月11日

BOOK STAND 女優・室井滋さんが登場!

WEB本の雑誌とのコラボ企画『BOOK STAND』。

今週は女優の室井滋さんのご登場です。
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室井滋さんはエッセイストとしてもご活躍で、これまでに50冊以上も本を出されているんです。最近は絵本も書かれていて、最新刊は室井滋のてぬぐいあそび絵本『ピトトト トン よ〜』、こちらが世界文化社より先月刊行されました。
こちら、手ぬぐいが絵本に付いていて、室井滋さんが歌って踊りながら遊び方を紹介している動画がYouTubeで配信されています。
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今回BOOKSTANDでは、室井滋さんがいつも手元に置いているという愛読書を
紹介してくれます。
今夜はその2冊目です。

●備えあれば憂いなし
今晩ご紹介するのは『日本沈没』。
原作は小松左京さんの有名な本ですけれども、今回はそのコミック版です。
全3巻でとても読みやすくなっています。

ですが、実際絵が描かれている分、迫力がすごいことになっていまして、こういう本をバイブルと呼んでしまっていいのかわからないんですけども、これを最初に読んだときはあまりの恐ろしさに・・・なんとなく不安に思って、枕元に置いていたんですけども、そんなある日、NHK朝ドラ「花子とアン」の甲府ロケから戻ったホテルの部屋で、やれやれとTVのスイッチを捻ったところ、"一晩で島が出来ました"という報道を見てぎょっとなりました。と、言うのも、このコミックの冒頭で、一晩で島が沈むんです。それが物語のきっかけとなる大事件なんですが、その場所と実際に島が出来た西之島付近と場所が全く一緒なんですね。それを知った時に「ああ大変・・・!」と思って、それでもう1回読み直したんです。
この本を読んで、防災には気を使っているんですが、やっぱり常に水を持ち歩くとか、常に食べ物を持ち歩くとか、そういうこともしているんですが、やっぱりもしもの時に自分が、最低限必要なものはなんだろうか、何があったら大丈夫なのだろうか、
これがなくなったら困る、というものを振り返るきっかけになりました。

是非これを1度手に取ってもらえたらな、と思います。

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室井滋さん、絵本をキッカケに結成した「しげちゃん一座」での
絵本&ライブショーが決定しています。
8月26日 日曜日、下北沢の北沢タウンホールにて開催です。
夏休みなので親子での参加も楽しそうですね。
詳細はしげちゃん一座オフィシャルサイトでご確認下さい。

BOOK BAR staff| 22:24 | カテゴリー:BOOK STAND

2018年08月11日

ドリーミングのゆめ日記

今週、杏ちゃんが紹介してくれたのは…こちら!

杏セレクト

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著者:ドリーミング  潮出版社

『親として共感出来ない部分がたくさんある、そんなケース』

今年30周年を迎えたアニメ『アンパンマン』
その主題歌にして、国民のだれもが聞いたことのある名曲
『アンパンマンのマーチ』を歌うユニット・ドリーミング。
そのドリーミングが双子の姉妹であったこと、ご存知でしたか?
この本は、そんな双子の姉妹ドリーミングが、双子である自分たちが
親から受けた愛情、そして親とのかかわり方について描いたエッセイ。
1冊しかない本を"取り合う"のではなく"譲り合って"読まなくなったことから
なんでも2つずつ与えられるようになった、という
双子ならではのエピソードなど、"そういうこともあるのか"と、
双子にしかわからない双子の気持ちをちょっと垣間見ることができる、
ちょっと笑えて、心温まる、そしてちょっぴり自分の視野が広くなるような1冊。
身近に双子がいてもいなくても、楽しい国民的双子の物語です。

BOOK BAR staff| 22:08 | カテゴリー:BOOK INFO

2018年08月04日

平和を願い、過去から学ぶ!

夏休み特別企画『平和を願い、過去から学ぶ!』

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終戦日も近いということで、今週と来週の2週にわたって、
番組10周年記念本「BOOK BAR お好みの本、あります。」から
平和への願いが込められた書籍をピックアップして紹介します。

今週は杏ちゃんのセレクトです。

杏ちゃんが選んだのは、こちら・・・

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ワシントンハイツ GHQが東京に刻んだ戦後
著:秋尾沙戸子 新潮社

2010年11月27日に紹介したこの本は、戦後直後の日本を描いたノンフィクション。
戦後間もない日本には都内にも「ワシントンハイツ」と呼ばれる
アメリカ軍の家族が暮らす住宅エリアがあり、道の名前にも英語の名前があった。
空襲で焼け野原になった東京、今でこそにぎやかな街ですが、
かつては1度壊されて、復興してきた、ざまざまな経緯がありました。
杏ちゃんが人におすすめの本を尋ねられた時、まず名前を挙げることの多い本、
そのトップグループにある理由、是非、手に取って確かめてみてください。

BOOK BAR staff| 22:50 | カテゴリー:特別企画

2018年08月04日

8.4 OA サザンオールスターズ トライセラトップス アン・サリー and more

1 おなじ話 feat. キセル / ハンバートハンバート 


2 流れる雲を追いかけて / サザンオールスターズ 


3  FEVER / トライセラトップス 


4 おかあさんの唄 / アン・サリー 


5  Mother & Child Reunion (Gota Mix) / Michael Rose 

BOOK BAR staff| 22:46 | カテゴリー:SONG LIST

2018年08月04日

ねぇ、ママ

今週、大倉さんが紹介してくれたのは…こちら!

大倉眞一郎セレクト
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著:池辺葵 秋田書店

『大倉は、泣きたいとしごろ。』

殊、マンガ回となるとマンガ喫茶に1日籠って選書する大倉さん。
今回も知人友人に「泣けるマンガ」をリサーチして挑みました(笑)
そんな大倉さんが今回選んだのがこの1冊。
『繕い裁つ人』や『プリンセスメゾン』で知られる池辺葵さん。
この作品で第21回文化庁メディア芸術祭マンガ部門大賞を受賞されています。
この作品を会場で大きなパネルで見たという大倉さんの友人は、
胸に迫るあまり、こらえきれず、パネルに背を向けたそうです。
大倉さん、マンガ喫茶で見つからず、はじめは電子版で読んだそうですが、
「この作品は紙で読んだ方がいい」と、紙の書籍を購入。
紙質、手触り、ページをめくる感覚から味わい、
読み直すたびにその深みを感じたそうです。
作品の内容については多くは語りませんでしたが、
親と子にまつわる7つの短編マンガが収録されています。
日常の何気ない風景、コマの余白、思いがけず・・・
あなたはこの本にどんな涙を流すでしょうか。

BOOK BAR staff| 22:40 | カテゴリー:BOOK INFO

2018年08月04日

BOOK STAND 女優・室井滋さんが登場!

WEB本の雑誌とのコラボ企画『BOOK STAND』。

今週からは3週連続で女優の室井滋さんのご登場です。
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室井滋さんはエッセイストとしてもご活躍で、これまでに50冊以上も本を出されているんです。最近は絵本も書かれていて、最新刊は室井滋のてぬぐいあそび絵本『ピトトト トン よ〜』、こちらが世界文化社より先月刊行されました。
こちら、手ぬぐいが絵本に付いていて、室井滋さんが歌って踊りながら遊び方を紹介している動画がYouTubeで配信されています。
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今回BOOKSTANDでは、室井滋さんがいつも手元に置いているという愛読書を
紹介してくれます。
今夜はその1冊目です。

●あたりまえってむずかしい、ふつうのしあわせ。
今夜ご紹介するのは私のバイブル的な絵本です。
和田誠さんの「ねこのシジミ」です。
この本はどこにでもいるようなのら猫を、和田さんの息子さんが拾われきたところからスタートする絵本なんですけども。本当に何かすごい出来事が起っちゃったりとか、とんでもない展開になる、みたいなことは一切なくて、本当に淡々とした猫の半生が描かれています。
この猫、シジミというのは、貝殻のシジミに見えたので・・・それだけ地味で小さくてちょっと、さえない猫だったということなんですけども、その猫を見て、お母さんの友達が「シジミみたね」と話したのがきっかけで、シジミという名前がつきました。和田さんのご家族がモデルになっているので、平野レミさんのことなんかもそっくりな似顔絵でたくさん・・・これを読んでいると、和田さんのお宅ちょっとに上がり込んだような感じもしますし、以前、和田さんのご一家をお見かけしたことがあって、それでこの中に出てくる、小学生だった男の子がもうすっかり、立派に大人になられて「ああ〜・・・!」と思って(笑)
ネコから見た和田さんのご一家のことも入ってくるので「なんか、・・・絵本の人たちだ!」って思って見入ってしまったことがあったんです(笑)
なんでこの本をバイブルだというふうに思ってしまうかと言いますと、私もすごい猫好きで、以前は6匹から10匹飼っていた時代もありまして、しかも全部ノラちゃん。だからノラ猫のことは私自身詳しいんですね。だから、なんか本当に自然な猫の姿・・・それから、それに接する人たちの姿がリアルだし、そこに何気ない愛情すごくあるので、ちょっと優しい気持ちになるというか、おもしろいなあ〜っていうふうに思って。
そのまま、嘘のない、でもなかなかこういうふうに描くにはむずかしいだろうなと思える素敵な一冊です。

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室井滋さん、絵本をキッカケに結成した「しげちゃん一座」での
絵本&ライブショーが決定しています。
8月26日 日曜日、下北沢の北沢タウンホールにて開催です。
夏休みなので親子での参加も楽しそうですね。
詳細はしげちゃん一座オフィシャルサイトでご確認下さい。

BOOK BAR staff| 22:24 | カテゴリー:BOOK STAND

2018年08月04日

あした輝く

「この夏、いちばん泣けるマンガ」と題してお送りしている今週、
杏ちゃんが選んだ「この夏、いちばん泣けるマンガ」は…こちら!

杏セレクト

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著者:里中満智子   中央公文庫

『日常がこんなにも愛おしい。』

少女漫画の大家、里中満智子先生が20代の頃に連載されていたもの。
全3巻のうち1巻とすこしは満州引き上げを中心に、
そして約2巻は戦争が終わってからのことを描いています。
漫画家ちばてつや先生からお母さまの話を聞いて描いたというこの漫画、
杏ちゃんは子供の頃に読んだといいますが、
大人になって、結婚、出産を経た今の方が泣ける、と話していました。
男女、親子・・・血のつながりだけでない、愛の形。
当時独特の少女漫画の絵のタッチの美しさは味わい深く
男性は手に取りづらいかもしれませんが、思い描いている少女漫画とは違う、
人間ドラマが胸に素直に迫ります。
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今年刊行されたちばてつや先生18年振りの最新作
ひねもすのたり日記」(小学館)ともリンクする作品。
是非、合わせて手に取っていただきたいです。

BOOK BAR staff| 22:08 | カテゴリー:BOOK INFO


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