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2013年06月01日

BOOK STAND 映画評論家の清水節さん 登場

WEB本の雑誌とのコラボ企画『BOOK STAND』。
ノンフィクション作家、コラムニスト、文化人などなど・・・
著名人に“本にまつわるお話”をうかがっています。

今週は編集者・映画評論家の清水節さんが登場。

日大芸術学部映画学科、CM制作会社、編プロなどを経て、
フリーランスの文筆業に転身し、
映画を中心とする企画・編集・執筆・批評活動を展開しています。
今月26日には清水さんが日本でのブルーレイ・DVD化に尽力したSFシリーズ
「ギャラクティカ」ブルーレイの完結編とスピンオフがリリースされます。
今夜は清水さんの現在のキャリアに大きな影響を与えた雑誌について
お話を伺いました。

表紙がダースベイダー?!

1978年の夏。映画「未知との遭遇」の公開はもう終わっていて
「スター・ウォーズ」がこれから公開されるぞ!っていうタイミングに
ある雑誌に出会った。これが「STARLOG(スターログ)」という雑誌。
一応、STARLOGの日本版となっていた。
STARLOGは、ニューヨークで出版されたSFビジュアル誌。
情報と写真とイラスト。これがものすごい状態で密集していた。
いわゆるビジュアル誌的感覚の編集によってSF映画を中心に出された雑誌
これは画期的でした。表紙がダースベイダーだったんですよ。
そして「誰も知らないスター・ウォーズ」ってタイトルが付いていた
アメリカでは既に公開されていたがこれから日本にもやってくるっていう
タイミングで出されていた、これがものすごいレアな情報が載っていた。
例えばダースベイダーの中に入っているデビッド・プラウズは、
「時計じかけのオレンジ」に出ていた、小説家の脇にいたボディーガードとして
背の高い頑強な男だったとか・・・。
今だったら許諾が難しそうなのに写真入りで載っていた。
つまりは、それまでは映画をストーリーとしてみるキャラクターとして観る事は
あったけど、その映画のビハインド、批評でもなくビハインド舞台裏。
作り手ははどのようにして作ったのか?そのような事が載っていた。
ツルモトルームは編集・発行していた。ツルモトルームの鶴本 正三さんは
どういう人かというと、70年代に少年マガジンのグラビアをやった人。
それから、明星の芸能人達の構成もやっていた。そしてのちに80年代に入ると
ラフォーレ原宿、建物ごとを全部プロデュースした人。
ちなみにラフォーレ原宿の地下にはSTARLOGのショップまで入っていた。
僕はやっぱりこのSTARLOGって雑誌に影響を受けた。
15歳の時に出逢ったこの雑誌から何を得たかというと「SF映画の観方」
さらに編集という、つまり文章を書くだけではなく何かを伝える時に
表紙からビジュアルの選び方からキャッチコピーから全部組んで
ひとつの表現物として提示する、全てここから学びました。

BOOK BAR staff| 23:29 | カテゴリー:BOOK STAND


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