2014年12月22日

ベルリン、25年目のクリスマス。〜アート、建築、街歩き

先週から2週間限定で"ドイツの旅"の魅力をテーマとしたスペシャル企画「DEUTSCHLAND ENTDECKEN」がスタートしています。
世界遺産、食やワイン、ビールの話題、美しいカントリーサイドから、ベルリンのクリスマスまで、今週と来週、7回に渡って、サッシャの故郷でもあるドイツの旅の魅力をご紹介していきます。
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1989年に起きた、東ドイツ市民による非暴力の平和革命。
それが、「壁崩壊」へとつながりました。
東西ドイツ統一を生んだ革命から、25周年…
ベルリン市民にとって今年のアドベントは、特別かもしれません。

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▲ポツダム広場に立つベルリンの壁の一部を眺める観光客。ベルリンでは現存する壁やメモリアルなど、かつての歴史に触れることができます。

そこで5日目のテーマは…

「ベルリン、25年目のクリスマス。〜アート、建築、街歩き」

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▲アレクサンダー広場のクリスマスマーケット

ドイツには各地に有名なクリスマス・マーケットがありますが、
実はベルリン、大小合わせて100を超えるマーケットが立つ、
「世界一クリスマス・マーケットの多い街」なんだとか!
ジャンルやバリエーションが豊富なのも、ベルリンの特徴。
伝統的なものから、アバンギャルドなものまで、色々。

一番のオススメは、「ドイツで一番美しい広場」と言われる、
「ジャンダルメン広場のクリスマス・マーケット」

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▲ジャンダルメン広場のクリスマス・マーケット

ドイツ大聖堂とフランス大聖堂が向かい合っている大きな広場。
その大聖堂がライトアップされ、ムード満点。

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▲ジャンダルメン広場のクリスマス・マーケット:有料ですがいつも行列。

そして、ブランデンブルク門前でフェスティバルとして
新年のカウントダウンを祝う、
ベルリンの"シルベスター(大晦日)"は特別です。

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▲ベルリンのシルベスター:12月31日から1月1日にかけて、ブランデンブルク門前でのカウントダウン!

ジャンダルメン広場のクリスマスマーケットは、
12月31日まで営業しているので、
年末年始のベルリン旅行では、
クリスマスとシルベスターカウントダウンの
両方が楽しめる、ドイツ唯一の場所となります。

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▲ベルリンのシルベスター:カウントダウンをフェスティバルとして盛大に祝います

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ベルリンらしいマーケットなら、
コルヴィッツ広場の「エコ・クリスマス・マーケット」。
そう、エコ&クリスマス!

コルヴィッツ広場は、
毎週土曜日の「ビオ市場」が有名なところ。

クリスマス・マーケットでもやはり
環境や社会に配慮された商品が並びます。
グリューワインからシュトレンまで、
ぜんぶビオ食材で作られているんですよ。
オーガニック・コットンの服や木製のオモチャなど
プレゼントにもピッタリ。

ベルリンは「過去と現在が同居している街」。
東ベルリン側は、建物や街の雰囲気が違うし、人ものんびり。
たとえばカフェやレストラン。
今も、東ドイツ時代のインテリアや
雰囲気を残したカフェがあります。

ベルリン全体から感じるのは、「自由な空気」。
その空気感や家賃の安さで、
世界中からクリエイターが集まっています。
来年、もし春や夏にヨーロッパの街へ旅行を考えている方、
ベルリン、いいですよ!
のんびり散策しながら、
新旧の街を楽しんでみてはいかがでしょう。

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▲カフェやアトリエなどのクリエイターカルチャーを探すなら、ハッケッシャーホーフへ

★ベルリンの今のライフスタイルやカルチャーを発信する日本語ブログ「お散歩ベルリン

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ベルリンへ行く方、あるいは今、興味持っている方に、
オススメしたいのが、まず「建築ウォッチング」です。
ベルリンには、古いドイツ、新しいドイツ、両方の建築があります。

新しいところでは、世界的巨匠フランク・ゲイリーが手がけた、「DZ銀行」。
これ、写真だけでも今すぐ検索して欲しいですが…
もう、びっくり仰天、超奇抜、SFです。でも、ベルリンらしい!
実際行くと本当に「度肝を抜かれる」はず。

それから、「ベルリン国立図書館」も、ぜひ訪れて欲しい場所。
ここは、ヴェンダースの映画『ベルリン天使の詩』の中で、
天使たちが語り合う場所として描かれていました。

そういうシーンで使うヴェンダースのセンスにもあらためて脱帽ですが、
1978年開館のドイツ最大の図書館で、もう35年以上前なのに、
今も「フューチャー=未来」な空間が広がっています。
宇宙船のようで、まさに天使か宇宙人が現れそうな空間。

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そして、もうひとつ、オススメが、「ベルリンでアート」です。
ギャラリーやミュージアムが、ベルリンは本当に楽しい街なんですね。

デザイン好きならマスト・ゴーの、「バウハウス・ミュージアム」。
1919〜33年まで実在した、デザイン・建築・アートの学校、
「バウハウス」を紹介したミュージアム。
かつての東ドイツに、自由でモダンな発想、
そして、豊かなイマジネーションがあふれていたことが、わかります。

そのバウハウス出身のミース・ファン・デル・ローエが設計した、
「ノイエ・ナツィオナル・ガレリー」も、マスト・ゴーのアドレス。
1968年オープンなのに、鉄とガラスでできた建物入り口は、今見ても斬新!
ヘルムート・ニュートンの回顧展など、
いつも世界的なエキシビションが開催されているのも、特徴。

他にも、元ハンブルク行きの駅舎を改装した「ハンブルク駅現代美術館」
現代アートを中心に実験的な作品を見せる
「ベルリーニッシェ・ガラリー」など、いろいろあります!

ベルリンには、デザインコンシャスなプチ・ホテル、
レトロフューチャーなデザイン・ホテルなどもけっこうあります。
「デザイン、アート」をテーマにしてのベルリン滞在、街歩き、
そんなホリデイも、2015年は、オススメですよ〜。

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ちなみに「ベルリン散歩」のヒントにもなる、すばらしい映画があります。
2013年のドイツ・アカデミー賞で、作品賞・監督賞はじめ、
主要6部門を独占したヒット作『OH BOY コーヒーをめぐる冒険』。
東京でも公開されたので、ご覧になった方いらっしゃるんじゃないでしょうか。

1杯のコーヒーを求めて、主人公の青年が、
ベルリン中を放浪…というか、冒険…というか、
1日、ベルリンの街を旅するような映画。

ベルリンの名所、カフェ、クラブなども出てきてガイドになり、
とにかくストーリーが素敵なんです!
来月7日に、DVDとブルーレイがリリースされます♪

<ベルリン観光情報>
ベルリン:手で触れることのできる世界都市。 | ドイツ観光−旅行、バケーション、休暇
Berlin - オフィシャル・観光ツーリズムポータル - visitBerlin.de JA

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2週間限定企画「DEUTSCHLAND ENTDECKEN」、
次回24日(水)はクリスマス・イブということで
「ドイツのクリスマス・マーケット」の話題を
たっぷりご紹介します。

STAFF| 13:34 | カテゴリー:DEUTSCHLAND ENTDECKEN


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