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ちょうど40年前の6月30日。
世界中で旋風を巻き起こしたザ・ビートルズが初来日、
日本武道館で初公演を行いました。
1966年6月30日6時30分…
日本武道館ではじまったビートルズ初来日公演。
当時の熱狂的なライブをさまざまな人々が目撃、
その伝説はいまに語り継がれています。
ランデヴーでは初来日公演から40周年を迎えた
ザ・ビートルズにスポットライトを当て、当時の
日本滞在のエピソードや日本武道館で
ザ・ビートルズを目撃したさまざまな人々のコメントを
紹介しながら全16回にわたって1966年を特集。
ザ・ビートルズの魅力に迫ります。

 
 ■2006/06/06 第二回コメンテーター:ムッシュかまやつさん(元ザ・スパイダース)

 
青山学院高等部時代にカントリー&ウエスタンの歌手としてデビューし、「ワゴンマスター」「キャノンボール」などのグループを経て、グループ・サウンズの「ザ・スパイダース」で活躍したかまやつさん。

ザ・ビートルズが来日した時、彼は27歳。

ザ・スパイダースのメンバー全員でビートルズ武道館公演を目撃したというかまやつさんに、当時の模様を振り返っていただきました。

「もとスパイダースのムッシュかまやつです。実は私どものバンドリーダーの田辺昭知さんのところに、今は亡くなられたキョードー東京の永島さんから「フロントアクトをやらないか」というお話をいただきました。これは光栄なことだと思いましたが、「日本の他のバンドもフロントアクトで出るらしい」という話を聞いたのです。僕らが単独でフロントアクトをやれるなら最高だと思ったのですが、全員でミーティングを重ねた結果、スパイダースはあまりにもビートルズをコピーしてたりしていたし、その前に、ライブハウスでやってる時も「猿まねバンド」などと言われたりしてたので、「絶対に、本家本元と一緒に出るのはやめたほうがいい」ということになり、ギリギリになってご遠慮させていただきました。そして当日はメンバー全員で正面のかなりいい席で観させていただきました。」

5万人分のチケットに、申し込みが24万人。ビートルズが滞在した5日間に地方から東京に家出し、警視庁に保護された少年少女は、およそ6500人。警視庁は、延べ3万5000人の警察官を動員して警戒に当たりました。およそ1万人のファンの絶叫の中スタートした、ビートルズ日本武道館公演。かまやつさんは、その様子をこう振り返っています。

「当日、ビートルズの正面のいい席で我々は見ていたんですけど、「やっぱり出なくてよかった」ということに、すぐ気がつきました。それは来ているお客さん全員、100%がビートルズを観たくて来ている人たちでした。それは僕らが何をやっても聴く耳をもたないオーディエンスだと思いましたし、胸をなでおろしました。そしてじっくりと「観る」ことが出来ました。「じっくりと観る」というのは、聴けなかったんです。聴こえなかった。ファンの人たちの狂声というか・・・ 。当時はまだPAシステムが確立されていなかったので、演奏している音や歌声が全然聞こえなくて。でも僕らはいろいろな雑誌で見たりレコードで聴いた、本物の生のビートルズが前でやってる、動いてるということだけで120%満足しました。それと自分の頭の中にあるビートルズの情報と、目の前に見えているビートルズの姿をすり合わせるのが大変だったというか、ある種の興奮状態でした。でもビートルズの最初で最後のライブに自分がいたということが、とてもラッキーだったなと思いますね。」