PROGRAM
姜尚中のHeart to Heart、第３回オンエアは、熊本県熊本市、益城町、西原村、南阿蘇村へ。
- 姜尚中（カン・サンジュン)
- 政治学者
1950年、熊本県熊本市に生まれる。国際基督教大学准教授、東京大学大学院情報学環・学際情報学府教授、聖学院大学学長などを経て、現在、東京理科大学特命教授、東京大学名誉教授。
2016年1月より熊本県立劇場館長に就任。専攻は政治学、政治思想史。
大学の教え子が東日本大震災で海から遺体を引き揚げるライフセーバーのボランティアに従事、その様子をモチーフにした小説「心」を執筆。共同通信の取材にて被災地を１年にわたり取材、「姜尚中 思索の旅」として新聞で連載。
第３回は熊本地震から１年が経った熊本県熊本市、益城町、西原村、南阿蘇村を取材。姜さんは、震災時の地域の人と人、地域と地域がつながる大切さを体験した町役場の職員、サポーターとクラブの在り方まで考えたサッカー選手、地域の存続のために奮闘する医師を訪ねます。また傷ついた熊本県民の心のよりどころ、熊本城などを取材。地震という緊急事態に人々が気づかされた繋がる事の意義を探ります。
GUEST
熊本地震後、復興支援ソングを制作するなど東日本大震災の被災地と熊本を繋ぐ支援を行った、クリエイティブディレクター箭内道彦さんと、つながる強さについて考えます。
- 箭内道彦
- クリエイティブディレクター
東京藝術大学美術学部デザイン科准教授
1964年 福島県郡山市生まれ。博報堂を経て、2003年「風とロック」設立。タワーレコード「NO MUSIC, NO LIFE.」をはじめ、既成の概念にとらわれない数々の広告キャンペーンを手がける。また、若者の絶大な人気を集めるフリーペーパー「月刊 風とロック」の発行、故郷 福島でのイベントプロデュース、テレビやラジオのパーソナリティ、2011年大晦日のNHK紅白歌合戦に出場したロックバンド猪苗代湖ズのギタリストなど、多岐に渡る活動によって広告の可能性を常に拡げ続けている。2015年4月、福島県クリエイティブディレクターに就任。2016年春に開局した「渋谷のラジオ」（FM 87.6MHz）の理事長も務める。
