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12 12/6 UPDATE


 今回ハリーくんがやってきたのは、日本橋。この地のシンボルといえる橋そのものは、徳川家康によって1603年に架けられたというのがルーツ。当時は木造の橋だったので、火事で10回も焼失してしまい、現在の石造の橋は1911年に架けられたものなんだそうです。そういえば、去年「架橋100周年」を迎えて様々な記念事業が行われていましたっけ。日本橋は、東海道、日光街道、奥州街道、中山道、甲州街道という五街道の起点。交通の要所であることから、商業の中心地として発展してきました。

日本橋のもうひとつのシンボルと言えるのが、三越。伊勢松阪出身の商人、三井高利が1673年に創業した呉服店「越後屋」がそのルーツで、「切り売り」や「現金掛け値なし」など、当時としては画期的な商売を展開して大成功。呉服を一般的なものにまで広げ、三井財閥の礎となりました。三井越後屋から三越となったわけです。その日本橋本店は、東京都選定歴史的建造物に選定されていて、ショッピングだけでなく、観光スポットとしても楽しめる建物になっています。

日本橋のシンボルと言えるのが、こちらの三越。

日本橋三越本店は、、東京都選定歴史的建造物に選定されています。

「東京スカイツリーができて、確実に日本橋への観光客も増えました」とおっしゃるのは、 三越伊勢丹ホールディングスのコーポレート・コミュニケーション(広報)ご担当の森正弘さん。同じく山田秀樹さんに日本橋三越の見どころを案内してもらいました。

「父親のオフィスが近くあったので、子供の頃、三越には良く来てました」とハリーくん。「本館正面玄関にあるライオン像ってこんなに小さかったんですね。子供だったのでもっと大きな印象で記憶していました(笑)」

「こちらはロンドンのトラファルガー広場にあるライオン像がモデルとなって作られたものです。受験生がこのライオンにまたがると合格するという噂で知られていますが」

「そうだったんですね。受験の時はロンドンいたので・・・それにしても、こちらの建物は本当に歴史を感じさせてくれますね」

「ルネッサンス様式という建築なんですね。越後屋としての創業は340年前なんですが、百貨店としての歴史は明治37年(1904年)に当時の専務・日比翁助が欧米のデパートを視察後に日本でも同様の事業やろうということで“デパートメント宣言”を行ってからなんですね」

「日本で初のデパートなんですよね?」

「はい。ロンドンのハロッズというデパートに影響を受けたと聞いています。百貨店という言葉も弊社が初めて使いました。この本館が竣工したのは1935年でして、中央のホールにはパイプ・オルガンが設置されました」

「はぁああ、デパートの中にパイプ・オルガン!すごいですね」

「今でも金曜日と土曜日と日曜日に1日3回演奏をしています」

「こちらの像もすごいですね。吹き抜けの天井にまで届きそうで」

「これは天女像といいまして、三越の企業理念である“まごごろ”の象徴として、昭和35年に完成しました。完成するまでに10年かかっています」

「博物館みたいですね」

「内装に使っている大理石には化石が発見されたりしています。こちら、中央ホールから2階への階段のところには、アンモナイトの化石がハッキリ見えますよ」

「おおおおおっ、本当ですね!」

本館正面玄関にあるライオン像。ロンドンのトラファルガー広場にあるライオン像がモデルとなって作られました。

中央のホールにはパイプ・オルガンが設置されています。
金曜日と土曜日と日曜日に1日3回、演奏がされています。

吹き抜けの天井にまで届きそうな天女像。
三越の企業理念である“まごごろ”の象徴として、昭和35年に完成しました。完成するまでに10年かかっています。

内装に使っている大理石にはアンモナイトの化石がハッキリ見えます。

「イタリアから取り寄せた大理石を使っています。恐竜時代の化石なんですね」

「それにしてもびっくりですね。三越には他にも日本初とか、歴史的なものが沢山あるんですよね」

「当時のものは保存できていませんが、大正3年に日本初のエスカレーターができました。また、昭和2年には日本初のエレベーターができました。では、エレベーターで上の階にご案内します」

「エレベーターガールはいらっしゃらないんですね?」

「今では、1カ所だけですね」
「こちら本館6階にあるのは、三越劇場です。エレベーターと同じく昭和2年に完成しました」

「うわぁ、こちらはすごくレトロな雰囲気ですね。天井のステンドグラスもきれいですね」

「こちらでは、日本初のファッションショーが開催されました」

「どんなショーだったんですか?」

「もちろん着物です(笑)。女優の水谷八重子さんなどにご参加頂きました」

大正3年に日本初のエスカレーターを設置したのは、日本橋三越なんです。※当時のものは保存されていません。

昭和2年には日本初のエレベーターができました。
※当時のものは保存されていません。

本館6階にあるのは、三越劇場です。昭和2年に完成した、歴史ある劇場です。

レトロな雰囲気、天井のステンドグラスが綺麗です。

「まだまだ他にも日本初がありますか?」

「お子様ランチでしょうか。昭和5年に提供を始めた“お子様洋食”がそのルーツといわれています。お子様に夢と希望を与えようということで開発されたオリジナル・メニューだったんです。富士山に型どったライスにイチゴジャムと卵のサンドイッチ、スパゲティー、ハム、コロッケ、金平糖という感じです。今では新館5階の「LANDMARK」というレストランでお出ししています。年齢制限なく注文できますよ(笑)」

「続いて、屋上にご案内します」

「うわぁ、広いですね」

「昭和の頃は屋上で毎日のようにイベントが開催されていました。今では、夏のビアガーデンが人気です。あちらは、“三囲神社(みめぐりじんじゃ)”です。そしてあちらは“漱石の越後屋”。文豪・夏目漱石が小学校に上がる前に越後屋によく連れてこられていたことを記念した碑です」

「本当にいたるところに歴史的なものがあるんですね」

お子様ランチを日本初、提供したのも、三越なんです!今では新館5階の「LANDMARK」というレストランでお出ししています。年齢-制限なく注文できますよ。

屋上とは思えない、この広さ!昭和の頃は屋上で毎日のようにイベントが開催されていました。今では、夏のビアガーデンが人気です。

屋上には“三囲神社(みめぐりじんじゃ)”があります。

“漱石の越後屋”。文豪・夏目漱石が小学校に上がる前に越後屋によく連れてこられていたことを記念した碑です。

「もう1カ所ご案内したところがあるんです。東京メトロ「三越前駅」の地下コンコース壁面に、200年前の日本橋が克明に描かれた貴重な絵巻物『熈代勝覧(きだいしょうらん)』の複製絵巻が展示されているんです。三井越後屋が、江戸の中心部の中で最大の大店だったことがわかりますので、ぜひご覧ください」

「この日本橋という町は、三越の社員の皆さんにとってどんな町なんですか?」

「創業の地であり、歴史と伝統の町ですから、それをしっかり守っていきたいと思います」

「そして、そんな日本橋にあって、三越はどのようにありたいと思っていますか?」

「伝統は守りたいのですが、三越は創業以来、革新を繰り返してきた企業だと思っております。これからも革新をもってお客様の豊かな生活のお手伝いをできるようなデパートでありたいと思います。お客さまにとってのマイ・デパートメント・ストアになれるようにと思っています」

伝統は革新の連続のよって作られるもの。
変わらぬ良さと変わる潔さ。革新の精神こそ、物事を永続きさせるものであるということを実感させられました。“のれん(=ブランド)”というのは守るだけでなく、磨くものなのですね。

東京メトロ「三越前駅」の地下コンコース壁面に、200年前の日本橋が克明に描かれた貴重な絵巻物『熈代勝覧(きだいしょうらん)』の複製絵巻が展示されています。

三井越後屋が、江戸の中心部の中で最大の大店だったことがわかる貴重な絵巻物です。

今回お話を伺った三越伊勢丹ホールディングスのコーポレート・
コミュニケーション(広報)ご担当の森正弘さんと山田秀樹さん。

information

日本橋三越本店
住所:〒103-8001 東京都中央区日本橋室町1-4-1
営業時間:午前10時〜午後7時
     本館・新館の地階から3階は午後8時まで
     新館9・10階レストランは午前11時〜午後10時
お問い合わせ先:03(3241)3311
http://www.mitsukoshi.co.jp/shop?EcLogicName=storeinfo.storetopInfo&tenpoCd=10