ANA WORLD AIR CURRENT

世界の各地で体験した思い出を語り合う60分。
EVERY SATURDAY 19:00-19:54 on J-WAVE

NAVIGATOR : 葉加瀬太郎
ON AIR
2026/08/01
GUEST
井川直子
DESTINATION
Piedmont

世界的な美食の宝庫、北イタリア・ピエモンテ州へ。

葉加瀬太郎と文筆家 井川直子さんとの旅。食と酒にまつわる「人」と「時代」をテーマに執筆を続ける井川さんに、白トリュフの産地:アルバ周辺の美味しいお店、また、世界トップレベルのコーヒー消費量を誇るデンマークの最先端コーヒーのお話など伺います。

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MEMORIES

10月に世界的な白トリュフ祭りで賑わうイタリア・ピエモンテ州のアルバは、普段は人影もまばらでコンパクトな町。良い匂いにつられ入ったトラットリアで「こんにちは」の声に見れば日本人のコックさん。日本人が居ない町ですごいねと言うと、「いやいや、厨房のドアを開けると日本人はうじゃうじゃいますよ」。その言葉が衝撃的だったのだとか。
アルバから車で20分程の「イル・チェントロ」は女性シェフのミシュラン一つ星店。「タヤリン」や「フリットミスト」(前菜からドルチェまで揚げ物のコース、冬限定)が楽しめる。今は無き「ダ・チェーザレ」も思い出の名店。孤高のシェフと言われた故チェーザレさんが入院から復帰した夜は、ディナー終わりに彼が厨房から出てくるとスタンディングオベーションが起きたのだそう。
コーヒーとクラフトビールをテーマにデンマーク・コペンハーゲン旅。コーヒーの先進国でコーヒーショップをハシゴして驚いたのは、人気店には必ず日本人が勉強しに来ていたこと。最先端のコーヒーは果汁のような酸味があり、味わいが別次元だったそう。また、クラフトビールも盛んで小さな蒸留所もいくつもあり、ミッケラーの本拠地もここ。
リトアニアを訪れたきっかけは、日本の喫茶店をリスペクトする店主が来日していたときの出会い。彼の店に行きたくて、フィンランド・ヘルシンキから寄り道旅。日本風の深煎りネルドリップに感銘を受けた店主は、リトアニアの沼地に育つ抗菌作用のある木でドリッパーを作り、リトアニア特産のリネンで作ったネルドリップで淹れていたのだそう。

PLAYLIST

  • Buon Viaggio (Share the Love) / Cesare Cremonini
  • Blue (Da Ba Dee) [Gabry Ponte Ice Pop Radio] / Eiffel 65
  • Innamorati / Toto Cutugno
  • ひまわり / 葉加瀬太郎
  • Tintarella di luna(italienische Version) / Vittorio Casagrande

GUEST

井川直子

食と酒にまつわる人と時代をテーマに、ノンフィクションやエッセイを執筆。最新作は、10年以内に誕生した10坪以下の店、8軒の店主たちの生き方を綴った『小さな店をつくりたい 好きな仕事で生きる道』(家の光協会)。ほかに『ピッツァ職人』『シェフを「つづける」ということ』『昭和の店に惹かれる理由』(以上ミシマ社)など。『シェフたちのコロナ禍 道なき道をゆく三十四人の記録』(文藝春秋)において、第6回『食生活ジャーナリスト大賞 ジャーナリズム部門』を受賞。

MESSAGE

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ON AIR
2026.08.08
GUEST
片山真理
DESTINATION
London
1987年、埼玉県生まれ群馬県在住。2012年東京芸術大学大学院美術研究科先端芸術表現専攻修士過程修了。主な展示として、2025年「Photography Now」ヴィクトリア&アルバート博物館 写真センター(ロンドン)、2023年「Performer and Participant」テート・モダン(ロンドン)、2021年「home again」ヨーロッパ写真美術館(パリ)など。『Synthesis』刊行(SPBH Editions/MACK、2025年)。