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2017.8.20 on air
『ヨコハマトリエンナーレ2017
「島と星座とガラパゴス」』
     

今朝ご紹介したのは、
8月4日から、スタートした 
『ヨコハマトリエンナーレ 2017 
「島と星座とガラパゴス」』です。

2001年から始まった、現代美術の国際展
「ヨコハマトリエンナーレ」。
3年に1度開催されていて、
2017年で6回目になります。
今年の会場は、横浜美術館を中心に、
横浜赤レンガ倉庫1号館、横浜市開港記念会館の地下など。

作品は、社会情勢を反映したものもあり、、、
例えば、メイン会場でもある横浜美術館の外壁と柱に
救命ボートと救命胴衣を使った
大型のインスタレーションがあります。

これは、中国出身のアーティスト、
アイ・ウェイウェイさんによる作品なんですが、
アイ・ウェイウェイさん自身、
中国の政府を批判するような活動をしていた
ということから、祖国にいられなくなり、
ドイツへ移り住みました。

そして、ちょうどその時期に、
中東や北アフリカから多くの難民が
ヨーロッパへやってくるということが、
社会問題として大きなニュースになっていました。
この状況を受けて作られた作品なんだそうです。
タイトルは、「安全な通行」となっています。

もちろん、そうした社会的な作品だけでなく、
日本のアニメやゲームなどの
サブカルチャーに影響を受けた作品や、
カラフルでかわいい動物のオブジェなど、
幅広いアートに触れることができる
『ヨコハマトリエンナーレ2017』。

横浜の街と連携している作品もあるそうで、、、
キュレーターの【木村 絵理子】さんにうかがいました。

『今回、何人かのアーティストの方たちは、
横浜に取材した新作を制作されています。
例えば、ドイツのアーティストで、
クリスチャン・イヤンコフスキーという方が、
日本の第一線で活躍しているマッサージ師の方たちに
横浜の公共彫刻、公園などに、
ロダンとかヘンリー・ムーアといった有名な彫刻家による
作品が立っているんですけど、そういった街の中にある
彫刻が、どのようにしたら街のみんなとより良い
関係を作っていけるのか、
それをマッサージ師の視点から
診察していただくというような新作があったりですね、
色々と横浜の街で取材した作品というのが、
お楽しみいただけるというところでは、
今回、横浜の街全体の魅力を知りながら
お楽しみいただけると思います。

作品の中には「えっ?!」と思うような意外性のあるもの
あるいは、見た目に楽しいもの
色んなものがあると思うんですけど、
それぞれに奥深いメッセージを秘めているところが
あるので、ぜひ、なにかちょっともう一歩踏み込んで
考えてみるというような
そういう時間を持っていただけると
嬉しいなと思っています。』

こちらの映像作品は、
赤レンガ倉庫1号館で見ることができます。

現代アートの場合、
どう読み解けばいいのか、解説がほしいな、
ということもあると思うんですが、、、
専用のアプリをダウンロードすれば、
自分のスマートフォンで無料の音声ガイドを
聞くことができる、ということなので、
ぜひそちらも活用して、お楽しみください。

『ヨコハマトリエンナーレ2017 
「島と星座とガラパゴス」』は、
横浜美術館、横浜赤レンガ倉庫1号館、
横浜市開港記念会館 地下で、11月5日(日)まで開催。
鑑賞券は、一般1800円で、
各会場、会期中1回ずつ入場できます。

ヨコハマトリエンナーレ2017「島と星座とガラパゴス」

『ギフト~僕がきみに残せるもの』

アメリカを代表する批評サイトでは、「満足度97%」!
驚異的な数字を記録して話題になっています。

『ギフト~僕がきみに残せるもの』

主人公は、
アメリカンフットボールで活躍したスタープレーヤー、
スティーブ・グリーソンさん。
現役を引退して、
「さあ、これから第二の人生だ」と思った矢先に、
余命数年と宣告されてしまいます。

病名は、「ALS」。

筋肉が徐々に弱くなっていき、
だんだんと、歩くことも話すことも
呼吸することもできなくなる、という難病です。

そして、そんな病気を宣告された直後に、
妻のミシェルが、
自分の子どもを妊娠していることがわかりました。

自分は、生まれてくる我が子を
抱きしめることができるのだろうか。
子供のために、自分は何が残せるのだろうか。
息子が話せるようになるころ、
自分はもう話せないかもしれない。

そこで、グリーソンは、決心します。
まだ見ぬ我が子へ贈るため、
ビデオダイアリーを撮り始める、、、
という物語です。

こちら、完全なドキュメンタリー作品。

もしも自分が同じ状況になったら、
なにができるんだろう。
いろんなことを、
感じずにはいられない映画になっています。


映画『ギフト~僕がきみに残せるもの』。
宣伝ご担当の有田浩介さんにお話を伺いました。
映画の中ではとってもユーモラスに見える、
グリーソンさんの妻、ミシェルさんについてのお話です。

『ミシェル・ヴァリスコさんが、
奥さまのミシェル・ヴァリスコさんが6月に
日本に来日したんですね。
で、ミシェルさんみたいに
ユーモラスだからこういう状況を乗り越えられるのねって、
インタビューで言ったら、
「つらく思うことのほうがすごくある」。
「毎日、泣きたくなるようなことがたくさんあるけど、
悲しんでいるだけだとつらいから、悲しむ数の倍、
無理してでも笑う努力をしています」って答えたんですね。
ミシェルさんというのは、彼女個人が強いんじゃなくて、
支えているご両親や友人やヘルパー、
ミシェルさんひとりではなく、
全体が支え合っていることで、
家族、ミシェルさんもスティーブさんも
成り立っているんだなって感じさせられたことがあって。
そのときにあらためて、この映画、
ある家族の物語なんですが、家族だけではなくて、
仲間の大切さやグループの温かさというものを
すごく感じました。』


映画『ギフト~僕が君に残せるもの』。
8月19日(度)から、
ヒューマントラストシネマ有楽町、
ヒューマントラストシネマ渋谷で、
上映が始まっています。

映画「ギフト 僕がきみに残せるもの」公式サイト