Words From The Field on J-WAVE!2013年の4月にスタートしたこのコーナー、5周年を迎えることができました。ありがとうございます。

というわけで、このWords From The Field が始まってから2度目のワールドカップが迫ってきました。 そこで!今朝は、この選手をピックアップ!!

ラダメル・ファルカオ!!

2018 FIFA ワールドカップ ロシアで、日本と対戦するコロンビア代表のフォワードです。日本の初戦の相手です。先日のベルギー遠征での日本の戦いを見ていると、コロンビアと最初にやるのは、かなり、厳しいですよね~

コロンビアは先月のマッチで、フランスに、0-2から逆転して勝っているチームです。ファルカオもゴールを決めました。はっきり言って、強いです。 

ちなみに、4年前のワールドカップ ブラジル大会では、1-4で負けました。しかも、実は、その4年前、エースのファルカオは、ケガでいませんでした。コロンビア国内では、「え?ファルカオが出られない?うそでしょ?」という感じで、彼がいないと不安、という声が大きかったんです。

結果は、ハメス・ロドリゲスというもうひとりのエースが大活躍するわけですが、今回は、4年前、出られなかったファルカオもいます。さらに強力です。どんな選手なのか?? 

プロデビューを果たしたのは、アルゼンチンの名門リーベルプレート。コロンビア出身ですが、アルゼンチンのビッグクラブが目を付けて10代のファルカオを引き抜いて、そこでデビューとなったわけです。そして、リーベルプレートでの活躍によって、ヨーロッパへ移籍します。まずはポルトガルのポルトで大活躍!

その後、スペイン、アトレティコ・マドリードでもゴールを量産します。2011-2012シーズン、スペインのリーガ・エスパニョーラで、メッシ、クリスティアーノ・ロナウドにつぐ 得点ランキング3位。ただ、このあと、ちょっと厳しい時期がありました。2013年、モナコに移籍しますが、シーズンの後半にケガをおい、その結果、ワールドカップに出場できませんでした。ファルカオは、夢だったワールドカップに出られず、「とても悲しい.心を打ち砕かれた」というようなコメントをしました。

でも、こんなツイートもしています。

「こんな日でも、僕は笑顔でいられる。なぜなら、最後の最後まであきらめなかったからね」。 

2014年からはイングランド、プレミアリーグへ挑戦するんですが所属したマンチェスター・ユナイテッド、チェルシー、、、いずれのチームでも結果を出せませんでした。

ワールドカップに出られず、プレミアでも活躍できず、評価を落としたファルカオですが、ここから復活します。

どうやら、理学療法士の方とトレーニングを始めて、それも 復活の大事なポイントだったようですが、古巣のモナコに移籍して、そこでゴール、ゴール、ゴール!!

そして、32歳になったファルカオ、初めてのワールドカップがやってきます。ちなみに、ファルカオのニックネームは、エル・ティグレ。

「虎」を意味しています。 ※こわすぎる。