きょう ピックアップするのは、この方です。

モハメド・サラー!

エジプト代表のフォワード!そして、イングランド、プレミアリーグ、リヴァプールに所属。身長175センチ、プレミアリーグの選手のなかでは小柄なサラーですが、キレッキレのプレーでゴールを量産。プレミアリーグの得点王争いをしているほど、大活躍中の選手です。メッシとプレースタイルが似ている、といえば、イメージがわきやすいでしょうか。現在25歳。

エジプトリーグのチームでキャリアをスタートしたサラーですが2012年、スタジアムでの暴動をきっかけにリーグが中断することになりました。 この事件の直後、エジプトの23歳以下の代表チームがスイスのクラブ、バーゼルと親善マッチを開催。

ここに参加していたサラーのプレーが、バーゼルのスタッフの目にとまります。サラーはスイスのバーゼルに移籍しました。そして、UEFAヨーロッパリーグや、チャンピオンズリーグのチェルシー戦で活躍し、このプレーがまたまたチェルシーの目にとまり、2014年、チェルシーへ移籍。

ただ、チェルシーでは芽が出ず、イタリア、セリエAのフィオレンティーナ、そして、ローマでプレー。サラーは、「イタリアで過ごした時間が、僕を変えてくれた。特に、ローマのスパレッティ監督との出会いが大きかった」というようなコメントをしています。

このローマでの活躍によって、ふたたび、イングランドのチームがサラーに注目します。そのチームとは、古巣のチェルシー、ではなく、リヴァプール!

去年の6月、リヴァプールと契約。与えられた背番号は、「11」。

リヴァプールの「11番」はブラジル代表のフィルミーノがつけていたんですがサラーが11番を希望。フィルミーノに「9番」に変更してもらい、サラーが11をつけることになったんだそうです。

サラーは、期待に答えて、リヴァプールの中心選手として大活躍。クロップ監督も、

「うちのスカウト陣は本当に素晴らしい仕事をしてくれた」とサラーを獲得できたことを喜んでいます。

ワールドカップでも、世界を驚かすことになるかもしれません。エジプトは、アフリカ予選を勝ち抜き、28年ぶりのワールドカップ出場を決めたんですが、その出場決定の試合でも サラーは2ゴール。しかも、2ゴール目は、アディショナルタイムの、勝ち越しPK!!

エジプトでは、もう、英雄のような たたえられ方で、地元のクラブから、「高級リゾートの宿泊をプレゼントしたい」というような申し出もあったそうですが...、サラーは、「僕の地元の村へ寄付してもらうほうが嬉しい」と丁重に断った、ということ。

いい人です!モハメド・サラー!!!