きょう ピックアップするのは、

  フィリペ・コウチーニョ!!

イングランド・プレミアリーグ、リバプール所属。そして、ブラジル代表! フィリペ・コウチーニョ!!ブラジルは、来月、日本と対戦しますが、そのブラジル代表にも 選ばれています!コウチーニョ!攻撃的なポジションの選手です。

この夏、あのバルセロナが、「絶対にほしい」とラブコールを送り、リバプールのクロップ監督が、「絶対に放出しない」と拒否する、ということもありました。いまのサッカーシーンで、最も重要な選手のひとり、と言っていいでしょう。チームメイトからは、リトル・マジシャン、とも呼ばれています。彼にボールが入ると何かが起こる!そんな選手です。

1992年生まれ、現在25歳。三人兄弟の末っ子です。生まれたのは、ブラジルのリオデジャネイロ!子どものころから、フットサルをやっていて、その動画が残っているんですが、、、

コウチーニョは、地元リオデジャネイロの名門クラブ、ヴァスコ・ダ・ガマのユースに入ります。トップチームにデビューする前からヨーロッパのチームが注目していたそうです。

2010年、イタリア、セリエAのインテルへ移籍。

2010-2011シーズンからインテルでプレーするんですが、その前のシーズン、インテルはチャンピオンズリーグを優勝していてスナイデル、サミュエル・エトー、パンデフ、といった主力がそのまま残っていたため、コウチーニョは 主にサブ。途中出場が多かったようです。 ちなみに、このシーズンの途中から長友佑都選手もインテルに加入したので、長友選手ともチームメイトだったコウチーニョです。

このあと、スペインのエスパニョールへのレンタル移籍を経て、

2013年の1月、イングランドの名門リバプールへ移籍!!このリバプールでコウチーニョは開花します!本人いわく、「とにかく試合に出られるのが大きかった。それと、イングランドのフットボールはスピードがあるので、僕にぴったりだった」こんなコメントもしていますが、、、

移籍した次のシーズン、2013-2014シーズンのリバプールは、スアレスとスタリッジがゴールを量産! そこにコウチーニョやジェラードがからみ、超攻撃的なスタイルで、リーグ優勝にあと一歩まで迫りました。とくに、シーズン終盤、マンチェスターシティとの首位攻防戦、リバプールが勝ったんですが、決勝ゴールを決めたのは、コウチーニョ!

最終的には、リバプールは、優勝をのがしましたが、コウチーニョの活躍は、ファンの心に きざまれました。そして、それから数年、、、完全にリバプールの中心的なプレーヤーになり、ブラジル代表にも欠かせない存在となったコウチーニョ。バルセロナからのオファーが届きます。リバプールが何度も断り、そのたびに、バルセロナは金額を上げ、ぎりぎりの交渉となりましたが、結局、リバプールに残留しました。

バルセロナからパリ・サンジェルマンに移籍したネイマールから「バルセロナには行かないほうがいい」というアドバイスがあった、という 情報もありますが、、、

本人、行きたかったようです。そりゃ、バルセロナからのお誘い、ですからね。コウチーニョはこんな風に語っています。

「とても光栄なオファーだったし、複雑な気持ちだ。でももう終わったことだ。僕は全力でプレーすることに集中する」

小さな魔術師こと フィリペ・コウチーニョ。そのプレーに注目しましょう!