きょう ピックアップするのは、この方です。

ライアン・ギグス!

名選手でした、ライアン・ギグス!マンチェスター・ユナイテッドで大活躍。ユナイテッドの黄金時代を支えたひとりです。現在42歳。出身は、ウェールズのカーディフ。お父さんは、ラグビーの選手だったそうです。ギグスが子どものころ、一家は、マンチェスターへ引っ越し。ギグスは、マンチェスター・シティの下部組織に通うようになります。ユナイテッドではなく、シティです。

なので、そのまま行けば、マンチェスター・シティの選手になるはずだったんですが なぜユナイテッドの選手になったのか?? 残っている資料によると、マンチェスター・ユナイテッドのホーム・スタジアム、オールド・トラフォードのグラウンド・キーパーなどをしていたハロルド・ウッドさんという方がいて、そのハロルド・ウッドさんが、ギグスのプレーをよく見ていたんですって。

すごい少年がいるぞ、と思っていたんでしょうね。ハロルドさんは、チームのスタッフに、「あの少年は絶対に取ったほうがいい」と進言。これをきっかけにユナイテッドが動いたんです。

でも、ギグスの家族は、「これまでシティにお世話になっているし」となかなかユナイテッド行きを認めませんでした。そこで、ファーガソン監督が、ギグスの家に通ったそうです。10代の少年のもとに、マンチェスター・ユナイテッドの監督が通ったわけです。そして、ライアン・ギグスのユナイテッド入りが決まりました。

当時のマンチェスター・ユナイテッドは、 リーグ優勝から20年以上も遠ざかっていました。 ぱっとしない時代でした。

そこへ登場したのが、ライアン・ギグス! 91年、17歳のギグスが トップチーム・デビュー!このあたりからユナイテッドの流れが変わっていきます。92-93シーズン、リーグ優勝!ちなみに、これは、イングランド・プレミアリーグが創設された最初の年です。ユナイテッドのプレミア初代王者に、ギグスも大きく貢献しました。

このあと、マンチェスター・ユナイテッドはベッカム、スコールズ、ガリー・ネビルなど生え抜きの選手とともに素晴らしい成績をおさめました。ギグスは、プレミアリーグを13回、FAカップを4回、リーグカップを3回優勝、そして、チャッピオンズリーグを2回制覇!こんな選手、なかなかいないですよ!

ただ、代表で言うと、ウェールズ代表は、ワールドカップの予選で敗退し続けていましたしユーロも いま開催中の大会が初出場、ということで、、、ギグスは、代表では 世界の舞台で活躍することができませんでした。

とはいえ、1000試合出場を達成!2014年、40歳で引退するまでそのプレーで、ファンを魅了しました。最後に、ギグスの言葉、ご紹介しましょう。「ユナイテッドに、いい選手が集まっていた時期に僕も参加できてとても幸運だった。このチームのためにプレーできたことを誇りに思うしそれが何より嬉しかった。たくさん勝ったことは、まあ、ボーナスみたいなものだね」

切れ味するどいドリブルからのシュート!ライアン・ギグス、忘れられない選手です!

昨シーズンは、ファンハール監督のアシスタントコートとしてベンチに座っていたギグス。新シーズン、モウリーニョ監督に変わることでギグスはどうするのか?こちらも気になるところです。

以上、素晴らしいプレーで僕らを楽しませてくれた ライアン・ギグス、

ご紹介しました。