今朝は、ルイス・エンリケをピックアップ! きょう5月8日がバースデイ!45歳になります、ルイス・エンリケ!ただいま、あのバルセロナを率いる監督です!チャンピオンズリーグ、決勝進出なるか??セカンドレグが楽しみですね.

就任当初は、メッシとうまくいっていない、なんて話もありましたが、ここへきて評価が上昇しているルイス・エンリケ監督。どんな人なのか??

出身は、スペインのヒホンという街です。ルイス・エンリケは、地元のスポルティング・ヒホンというチームでプロデビュー。90-91年シーズンにゴールを量産、チームをUEFAカップ出場に導きました。そして、この活躍によって、ルイス・エンリケはプロデビューからわずか2年でレアル・マドリードに引き抜かれます。

92年のバルセロナ・オリンピックでは、スペイン代表の中心として活躍し金メダルを獲得!94-95シーズン、レアル・マドリードでリーグ優勝。

ただ、ルイス・エンリケ、もともとは攻撃的なポジションの選手だったのにレアルでは守備的なミッドフィールダーとして起用されることが多かった、ということで、この起用法には不満を持っていたようです。そんなこともあって、96年。レアル・マドリードから、バルセロナへ移籍。

これは、やっちゃいけない、禁断の移籍です。

レアルとバルサは、超ライバル同士ですから。周囲からの風当たりも強かったようですが、結果的にこの移籍は大成功。96-97シーズンには17得点。翌97-98シーズンは18得点をあげこの年、バルセロナはリーグ優勝。さらに翌シーズンも連覇!レアルマドリードとの対戦、いわゆるエル・クラシコでも得点をたびたびあげてサポーターの信頼を勝ち取りました。

愛称は、ガッツ!闘志をむきだしにしたプレーが特徴でした。94年のワールドカップでは、イタリア戦でひじうちで鼻を折られ 血を流しながらも、激しくプレーしました。

この鼻を折られたシーン、ペナルティエリア内での出来事だったんですが審判の死角になっていて PKには なりませんでした。その結果スペインはイタリアに負けてしまうんですが、エンリケの熱いプレーは、世界のサッカーファンの心に残りました。

34歳で引退。選手として、日本や他の国からのオファーもあったようですが、すべて断りました。「もう自分の満足できるレベルのプレーができない」というのが理由だったようです。

引退後は、サーフィンを楽しむためにオーストラリアに移住。さまざまなマラソン大会にも出場するなど、サッカー以外のスポーツをいろいろやっていたようですが2008年、、、バルセロナのBチームの監督に就任します。このチーム、率いていたのは、ジョゼップ・グアルディオラで、そのあとを受けて、ルイス・エンリケが監督に呼ばれたんです。いまちょうど監督として チャンピオンズリーグで対戦しているふたりですね。

その後、ローマ、セルタの監督を経て、去年、バルセロナの監督に就任。就任会見ではこうコメントしています。

「僕らは攻撃的にプレーする。それが他との違いだ。そしてそれこそが世界の人々を魅了するんだ」

さらにこんなことも言っています。

「いちばん素敵なのは、練習を楽しむことだ。選手たちには毎日楽しめる、というこの仕事のメリットを 十分に引き出してほしい」