「東京グランメゾン チャリティーカレー」 あさって開催

東京のフレンチレストランの名店、いわゆるグランメゾン3軒が1000円で、この日だけのカレーをつくり、提供。収益金全額を、東北、熊本の被災地復興支援に役立てる、というチャリティイベントです。

参加するのは、有楽町の「アピシウス」、京橋の「シェ・イノ」、そして、銀座「レカン」。

アピシウスは 「短角牛ビーフカレー」 限定600食

シェ・イノは 「魚介、鶏を使ったムース'クネル'を添えた 海老のカレー」こちらは限定500食。

銀座レカン は、「繋げる想い 串カツカレー」限定300食

お米は、宮城県のひとめぼれを使ったり、野菜は熊本県産を使用するなど、被災地の農家を応援する思いも込められています。普段は、男性は上着着用など、ドレスコードもある高級レストランですが、この日は、ドレスコードもなし。午前11時から各店先着順。アピシウスと銀座レカンは、午前9時330分から整理券を配布します。グランメゾンが腕をふるう この日だけのカレー。いかがでしょう?

「東京グランメゾン チャリティーカレー」は、あさって日曜日開催。

映画『ファントム・スレッド』  明日 公開     

アカデミー賞で、3度、主演男優賞を受賞している名優!ダニエル・デイ=ルイスが主演。引退を表明しているダニエル・デイ=ルイスにとっては、最後の作品となります。

舞台は1050年代のロンドン。

「天才的な仕立て屋」として、ファンション界に君臨する レイノルズ。彼は、ある日、レストランで、若きウェイトレスの アルマと出合います。お互いに惹かれあい、レイノルズは、自分のアトリエに、アルマを迎え入れます。アルマにとつぜん訪れた 華やかなファッションの世界での暮らし。好きな人と毎日を過ごし、役に立てることを嬉しく思っていたアルマですが、仕事一筋なレイノルズはアルマに対して まるで 「理想の体をもったマネキン」 のように接します。アルマはまったく自分自身のことを見てくれないレイノルズに対しストレスを感じるようになります。

一方、レイノルズも、アルマの登場によってこれまで完璧だった日常が崩れていくことに 苛立ちを隠せません。そんなある日、レイノルズに大きい仕事が舞い込みます。これまで以上に、アルマそっちのけで仕事に没頭するレイノルズ。アルマは しびれを切らし、ある朝、レイノルズに毒を盛ってしまいます。レイノルズは、どうなってしまうのか?そして、二人の愛は どこへ向かうのか。

そんな映画『ファントム・スレッド』。愛するパートナーに毒を盛る、というのは、かなり衝撃的ですが、そのシーンの誕生秘話を 宣伝ご担当ビターズ・エンドの代田紗智子さんが明かしてくれました。

監督自身も仕事一筋で、家族は二の次といいますか、レイノルズタイプの監督なんです。彼がたまたまゴシックロマンスの本を読んでいる時期があって、ちょうどその時にインフルエンザにかかって寝込んでたんです。その時にパートナーの女性が看病してくれたんですけど、その看病する姿がどこか嬉しそう。このまま僕が弱ってたらパートナーの女性は機嫌がいいままなのかな?とかもしかして彼女が毒を盛ったんじゃないか?とか、その時読んでた本とかの影響で思ったことがあるらしくて、そこから描かれているところもあるんですね。弱ってる姿がかわいいっていう。恐ろしいですけど

ポール・トーマス・アンダーソン監督のパートナーの方が聞いたら怒りそうなきっかけです!~毒を盛るのは極端ですが、男性が弱っている姿を見せてくれるのは嬉しい、と共感できる女性の方、たくさんいらっしゃる?

ちなみに、映画『ファントム・スレッド』は今年のアカデミー賞で6部門にノミネートされ、衣装デザイン賞を受賞しました。50年代のロンドンの流行や、世界的デザイナーのドレスを徹底的に調べ上げ、50点もの衣装を すべてオリジナルで作ったそうです。美しいドレスを身にまといつつ、愛するレイノルズの心に どれだけ入っていけるかを考える アルマ。二人の愛の主導権をめぐるやり取りの結末、ぜひ見届けてください!

映画『ファントム・スレッド』は、明日から 公開されます。

そして、今朝は、その劇場鑑賞券を5組10名さまに差しあげます!