第6回 シンコデマヨ2018 開催

シンコデマヨとは、スペイン語で5月5日を意味する表現。

1862年のこの日、メキシコ軍が、侵攻してきたフランス軍を撃退したことを記念するお祝いの日、とされています。それが、アメリカでもおこなわれるようになり、広く知られる存在に。日本でも今年で6回目の開催!

~メキシコだけでなく、アメリカ大陸のさまざまな文化を楽しめます。

ダンスステージは、華やかに!~サンバ、サルサ、そして、コロンビア生まれのズンバ!フードは、アメリカ、メキシコ、ペルー、ブラジル、チリ、ジャマイカ、コロンビア!パエリアは、スペインだけではなく、パラグアイ流パエリアも。そして、メキシコといえば、映画『リメンバー・ミー』、、、「死者の日」というメキシコのお祭りが舞台でしたが、この「死者の日」にちなんだ「ガイコツのメイク」、フェイスペインティングのブースも登場する、とのこと。

「シンコデマヨ2018」は、お台場・夢の広場で、あすあさって、午前10時から午後9時までの開催。

映画『フロリダ・プロジェクト 真夏の魔法』  明日 公開     

今年のアカデミー賞で ウィレム・デフォーが助演男優賞にノミネートさた話題になった作品です。フロリダ・プロジェクト...何のことかと言いますと、プロジェクト、というのは、低所得者向けの公共住宅のことで、それにかけたタイトルです。

主人公は、6歳の少女・ムーニー。舞台は、夢の国=フロリダ・ディズニー・ワールドのすぐ外側にあるとても安いモーテルです。

明るく いたずら好きの彼女は、大好きなお母さんとまるで夢の国をイメージしたかのような、色鮮やかなモーテルで暮らしています。 (つまり、ギリギリの生活です)

なかよしの友だちと 毎日冒険に出かけ、アイスクリームをみんなで分けたりモーテルで いたずらをしてウィレム・デフォー演じる管理人のボビーに怒られます。でも、ボビーは、保護者のような目線で 見守ってくれています。一方、ムーニーの母、シングルマザーのヘイリーは職を失ったきり、次の仕事が見つからず、モーテルでの滞在費を必死にかき集めている状態。

ムーニーに つらい思いをさせたくない。

ムーニーに 美味しいものを食べさせたい。

そして、母親ヘイリーが愛する娘と一緒に暮らしていくためにある決意をしたことで、2人の生活に暗い影が忍び寄ってきます。そんな映画『フロリダ・プロジェクト 真夏の魔法』。このストーリーが誕生したいきさつを 宣伝ご担当スキップの石坂優怜恵さんが教えてくれました。

監督が話してくださったんですけど、共同脚本を担当している方が本作の舞台であるディズニー・ワールドのすぐそばの安モーテルで起きている現状の新聞記事を送ってくれたそうです。その方の母親もその地域に住んでいたことがあって詳しく教えてくれたそうなんですけど、子どもたちにとって世界で最も幸せな場所と言われているディズニー・ワールドのそのすぐそばの安モーテルで、家を失った人々が暮らしているという現状がとても鮮烈で、心にささったとおっしゃっていて、それがきっかけですね。

子どもにとっては夢のような場所であるディズニー・ワールド。そのすぐ外側のモーテルに滞在しているのは定住する家を持たず、その日の滞在費すら危ういヘイリーのような人々です。 これは、ただの作り話ではなく、実際にアメリカで起きている現状を描いた物語。格差がまねく現実がそこにはあります。フロリダにある 低所得者向けの公共住宅を指す「フロリダ・プロジェクト」。というタイトルになっていますが、実は、ウォルト・ディズニー・ワールド・リゾートが開発された時の初期のプロジェクトネームが「フロリダ・プロジェクト」 だった、ということでタイトルもダブルミーニングとなっています。(ちなみに、もうひとつタイトルについている『真夏の魔法』の意味については観てのお楽しみ、ということで、マジカルな瞬間も待っています!映画『フロリダ・プロジェクト 真夏の魔法』は、T・ジョイPRINCE 品川 ほかで、 明日から 公開です。