「東京ミッドタウン日比谷」 きのうオープン!

きのう、オープンした「東京ミッドタウン日比谷」。どんなショップが入っているのか、いくつかピックアップしてご紹介しますと、フードで注目なのは、ピッツァ・ダイニング「GOOD CHEESE GOOD PIZZA」!できるだけフレッシュなチーズを提供したい、との思いから東京近郊の しぼりたての生乳でつくるチーズ工房を併設。店内の工房で作るチーズは「モッツァレラ」「ブラータ」「リコッタ」の3種。できたてのチーズのおいしさを、ピザで味わってください!そして、食を通して日本各地の恵みを味わう「Drawing House of Hibiya」。季節ごとに日本の2つの土地に焦点を当てたメニューが楽しめますが、いまの季節は、兵庫県の淡路島と 信州。信州タケノコの炭火焼。淡路産ゴールデンポークの炭火焼。ちなみに、「Drawing House of Hibiya」、スタッフのみなさんのユニフォームは、J-WAVE土曜の番組「Seasons」のナビゲーター、マリエさんがプロデュースされています!さらに、もうひとつ、注目は、「HIBIYA CENTRAL MARKET」。こちらは、居酒屋さん、本屋さん、理容室、アパレルショップ、雑貨店、眼鏡店、ギャラリー。7つの異なる要素が集まった街のようなエリア。タイの混沌とした街の雰囲気をイメージしたそうです。理容室、居酒屋さんのお店のつくりがレトロです。東京ミッドタウン日比谷、きのうオープンしています。

映画『ペンタゴン・ペーパーズ 最高機密文書』  今日 公開     

スティーヴン・スピルバーグ監督。主演は、メリル・ストリープとトム・ハンクス。今年のアカデミー賞では、作品賞と主演女優賞にノミネートされました。ストーリーをご紹介しましょう。

時は、1971年。ベトナム戦争に対して、アメリカ国内で反戦の気運が高まるなかアメリカの新聞紙、ニューヨーク・タイムズが衝撃的な報道をしました。それは、アメリカの国防総省(ペンタゴン)によって作られたベトナム戦争についての事実が書かれた文書【ペンタゴン・ペーパーズ】の一部をスクープしたもの。

【ペンタゴン・ペーパーズ】には何政権にもわたって隠されてきた事実や、政府にとって不都合なことが記されていて、当時の大統領であったニクソンはニューヨーク・タイムズに、記事の差し止めを要求。

そんな中、新聞社 ワシントン・ポストの代表であり当時、アメリカの有力新聞で唯一の女性経営者だったメリル・ストリープ演じるキャサリン・グラハム。そして、編集主幹である トム・ハンクス演じる ベン・ブラッドリーは残りの文書を入手!【ペンタゴン・ペーパーズ】の全容を公表しようとします。しかし、ニューヨーク・タイムズが政府から起訴されている中、その報道をするということは、自分たちも同じ道をたどる、ということ。さらに、もし裁判で負けてしまったら...新聞社を、そして、そこで働く社員を危険にさらしてまで文書を公表するのははたして正しいことなのか。キャサリンが下した決断とは...

そんな映画『ペンタゴン・ペーパーズ 最高機密文書』。スティーヴン・スピルバーグ監督はなぜ、いま、このストーリーを映画にしようとしたのか。宣伝ご担当、キャノンボールの土門辰将さんが教えてくれました。

いま、アメリカではメディア批判により、報道のあり方というのが脅かされている時代に映画で報道の自由について訴えたいという気持ちがスピルバーグの中ではあったそうで、それを映画を通して訴えるために、報道の自由を勝ち取った当時の事件を取り上げようと思ったみたいで、今撮るべき昨品としてスケジュールを前倒ししてまで本作の撮影を開始したそうです。

報道のあり方がおびやかされている今だからこそ、伝えたいメッセージ!スピルバーグ監督の想い、感じてください。ちなみに、このワシントン・ポストの代表、キャサリン・グラハムさんですが、当時の有力新聞では 唯一の女性経営者ということでバリバリのキャリア・ウーマンかと思いきや、もともと代表を務めていた旦那さんが亡くなるまで、働いたことがなかったごく普通の主婦の方でした。そんな彼女が、社運を、そして、新聞業界の運命をも左右する大きな決断をするまでの葛藤をメリル・ストリープが見事に演じています。