「ピーターラビット展」

うさぎのピーターが主人公の イギリスの絵本、ピーターラビット。そのピーターラビットにまつわる展覧会が、あす土曜日から、八王子市にある東京富士美術館で 始まります。

1893年、作者であるビアトリクス・ポターが、家庭教師として教えていた少年'ノエル君'にあてて書いた'絵手紙'からスタートした「ピーターラビット」の物語。  

「ピーターラビット」に描かれたイギリス中部の湖水地方。美しい自然があふれています。絵本に描かれた 農場も 当時のままの姿で 保存されているんですが、これは、自然保護を進める団体「ナショナル・トラスト」の活動によるもので、ビアトリクス・ポターも、その「ナショナル・トラスト」をサポートしてきました。今回の展覧会は、英国ナショナル・トラストが所蔵する絵本の原画やスケッチ、彼女の愛用品など、200 点以上が出品され、そのほとんどが 日本初公開となります。『ピーターラビット展』は、あす土曜日から9月3日まで、八王子の東京富士美術館で開催されます。

映画「カーズ/クロスロード」 あす 公開

ディズニー/ピクサーから届いた、大人気シリーズ『カーズ』の三作目。車が主人公のアニメーション映画です!ストーリーをご紹介しますと、赤いボディが印象的な 「ライトニング・マックイーン」。これまで大活躍してきました!しかし、あるレースで、新人「ジャクソン・ストーム」に最後の最後で逆転負け。最新テクノロジーを駆使し、これまで見たこともないようなスピードを実現した次世代のマシンの登場は、マックイーンをはじめ、ベテランたちに大きなショックを与えました。仲間たちは 次々に引退を発表。マックイーンは あきらめずに戦いますが、、、シーズン最後のレース中になんとクラッシュ。やはり、最新のテクノロジーには勝てないのか?数ヶ月後、マックイーンは、再起をかけて トレーニングをスタート。でも、スポンサーにこう言われてしまいます。

  『君を、レースには 出さない。』

しかし、マックイーンは、ある提案をします。『次のレースで勝てば、走り続ける。でも、負けたら もう走らない。』

走り続けたい。

その一心で トレーニングにはげむマックイーン。はたして、彼は運命の一戦で勝利し、走り続けることができるのか??

そんな映画 『カーズ/クロスロード』。ブライアン・フィー監督は、今回が 長編映画では初の監督作品。描きたかったのは、どんなことなのでしょうか?宣伝ご担当、マンハッタンピープルの久保いづみさんに教えていただきました。

ブライアン・フィー自身も10年以上、ピクサーで働いている人なんですね。彼自身も新しい若手のクリエイターとかが入ってきて、自分よりすごくうまい絵を描いたり、いいアイディアを思いついたりしている時に、『自分は何をやっているんだろう?』って思ったこともよくある、とおっしゃっていて、そういう経験というのは絶対誰にでもあると思うし、だからそれを描いてみようっていう風に今回なったみたいで。 

監督ご自身の状況も、映画のストーリーと同じ、なんですね! 若いクリエイターが自分よりもうまい。いや、でも、自分にしかできないことがあるはずだ! これは、お聞きのみなさんも、共感する部分が あるんじゃないですか?ぜひ、劇場でご覧ください!