「MID DAY WEEK」 開催

一年の真ん中、、、元日から数えて182日、大晦日まで182日。その一日とは、、、「7月2日」です!この日を「ミッドデイ」と名付け、新しい半年の始まりをお祝いしよう、というのが「MID DAY WEEK」、というイベントです。きょうから7月2日まで、東京ミッドタウン一帯で開催。「年賀状」ではなく、「半賀状」を書くコーナーが、東京ミッドタウンのメトロアベニューに登場します!小山薫堂さん、佐藤卓さん、原研哉さん、水野学さん などがデザインした「半賀状」が配布されます! (毎日、400枚限定)

そのほか、一年の真ん中の日に、「まんなカンパイ」という掛け声で乾杯しませんか?ということで、幸運を運ぶ「富士山グラス」で、スペシャルドリンクが提供されます。 〜新鮮なオレンジとビールがミックスされた「オランジェビア」とか 手間暇をかけて醸造されたベルギービール「初陣」などがいただけます。まんなカンパイ!いかがでしょう?「MID DAY WEEK」は、きょうから7月2日まで、東京ミッドタウンで開催。

映画「ハクソー・リッジ」 あす公開

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第二次世界大戦、沖縄戦を克明に描いた作品です。ハクソー・リッジというのは、沖縄の「前田高地」という場所の「崖」です。高さ およそ150メートルの切り立った崖。ハクソー=「のこぎり」で切ったような リッジ=「がけ」、ということでアメリカ軍が そう呼んでいました。

この映画は、激戦地であった "ハクソー・リッジ"で75人の命を救った一人のアメリカ兵、デズモンド・ドス という、実在した人物が主人公。激しさを増す 第二次世界大戦のまっただ中。主人公・デズモンド・ドスも陸軍に志願しますが、彼には 信念がありました。それは・・・武器を持たず、人も殺さない厳格な宗教上の理由で、彼は、こうした信念を持って入隊します。

でも、軍は甘くありません。訓練であっても 決して銃に触らないデズモンドは、臆病者とバカにされて、除隊まで進められます。しかし、彼は言います。

『みんなは殺すが、僕は助けたい。』

1945年5月。デズモンドが「衛生兵」として所属する部隊は、沖縄の激戦地、ハクソー・リッジに展開します。アメリカ軍が前進した瞬間、四方八方からの攻撃を受け、倒れていく兵士たち。デズモンドは、他の衛生兵なら見捨てるような、重傷の兵士の元へ駆け寄り、『おれが家に帰してやる』  かついで救出します。

それは、武器を持たないデズモンドの命を救う戦いでした。

『もう一人助ける。もう一人助けたい。』

映画 『ハクソー・リッジ』。 監督は、メル・ギブソンです。今回は、壮絶な戦闘を描いていて、

思わず目をそむけたくなるようなシーンもありますが、なぜ、メル・ギブソンが 沖縄戦を 映画で取り上げたのか?どんなメッセージが込められているのか?宣伝ご担当、畠山アンナさんに教えていただきました。

監督は『戦争という地獄の中で敵味方関係なく命を救った勇気と魂を描きたかった。この映画を見て、戦争がいかに愚かであるか。そういうことを知ってほしい。』と言っていますね。この、前田高地がある沖縄の浦添市の市長さんもおっしゃってましたけど、『二度と繰り返さないでほしい、ということを、この映画を見て考えるきっかけになってほしい。』ということをおっしゃっていたので、私たちも考えてしまいますよね。

沖縄県の浦添市ですが、市役所のウェブサイトに『ハクソー・リッジの公開によせて』というページを作成。激戦地だった前田高地がどこにあるのか?ということから、戦争の記録写真。当時の浦添村の住民の、ほぼ半数が亡くなってしまった、という事実。さらには、激しかった沖縄戦を忘れることなく後世に伝えるための さまざまな企画についても 情報が掲載されています。きょう6月23日は、沖縄では、「慰霊の日」。特別な一日です。平和への願いを胸に、この映画、ご覧いただきたいと思います。