映画『T2 トレインスポッティング』 あす公開

96年に公開されて大ヒットした映画『トレインスポッティング』。21年の時を経て、その続編が公開されます!監督は、96年の『トレインスポッティング』と同じく、ダニー・ボイル! キャストも当時の主人公たちが再び出演!!あれから20年。あの頃、ハチャメチャで、ダメダメだった彼らは どうなったのか??

舞台は、スコットランド、エディンバラ。サイモンは、表向きはパブを経営していますが、裏で、ゆすり、たかりを常習。スパッドは、相変わらず 麻薬づけ。極めつけは、ベグビー。刑務所から脱獄。泥棒稼業に舞い戻ります。あれから20年、誰一人、まったくうまくいっていません!そこへ、仲間のひとり、ユアン・マクレガー演じるレントンが20年ぶりに戻ってきます。実はレントン、前の作品で、仲間の3人を裏切り、大金を持って逃げました。つまり、裏切り者が、故郷に戻ってくるんです。仲間のふたり、サイモンとスパッドとは 何とか仲直り。この20年、もがいた日々を語り合います。そして、成功をかけた、サギまがいの大勝負に出ることに。 

しかし、そんな中、仲間のひとりだったベグビーは、裏切ったレントンを許せません。あいつのせいで、俺たちの人生は滅茶苦茶だ。絶対に、あいつの命をいただく。さあ40代、、、4人のダメダメ男は どうなるのか??

そんな映画『T2 トレインスポッティング』、キャストも20年という時間をリアルに経たわけですが、久しぶりのキャラクター、どうやって役作りをしていったのでしょうか?宣伝ご担当、P2の牧野咲耶子さんが教えてくれました。

20年経って同じキャラクターを演じるということは、主人公のユアン・マクレガーも役作りってどうしたの?っていろんなところで聞かれたんですけど、『いや、別に作らなくても僕の中にいたレントンがまた出てきただけだよ』って。他のキャラクターの方もしかりなんですけど、自分の中にそれぞれの演じたキャラクターがいて、20年経って外に出てきて、どうなったっていうのを、ただ出しただけだよって。まさにそれってその通りだなっていうのは感じますね。

俳優自身が、キャラクターと同じだけ年齢を重ねたからこその演技なんですね。ポスターの写真を見るだけで、時間の流れを感じます。 物事がうまく行かないな と感じている方、この映画で、ダメダメな男たちが どうやって 人生を歩むことにするのか、そこに注目してご覧ください。ダメダメだけど、、、、救いはあります。

映画『T2 トレインスポッティング』は、あしたから。T・ジョイPRINCE品川 ほかで 公開です!

『坂本龍一 設置音楽展』 開催中。

8年ぶりのニューアルバム『async(アシンク)』がリリースされた坂本龍一さん。その新作の音源を、最高の環境で聞き、体感できるのが「坂本龍一 設置音楽展」です。外苑前のワタリウム美術館で、今週火曜から始まっています。

ワタリウム美術館の2階、3階、4階が会場なんですが、、、

2階は、坂本さんが最も信頼する"ムジーク・エレクトロニク・ガイサイン"製のスピーカーでニューアルバムを全編、5.1ch サラウンド再生で体感していただきます。ほの暗い空間に、8枚の細長いスクリーン。アルバムのアートワークを担当された高谷史郎さんによる映像が映し出されます。そんな中、 ニューアルバム『async(アシンク)』が流れます。

3階は、アルバム制作のとき、坂本さんが多くの時間を過ごした空間をいくつものタブレットや スマートフォンサイズのスクリーンに写し出す展示。

4階は、タイ出身の映像作家、カンヌ映画祭のパルムドール獲得経験もある、アピチャッポン・ウィーラセクタンが、この展覧会のためにオリジナルのフィルム「first light」を作成。その映像とともに、坂本さんの音楽を聴きます。  

  • 「坂本龍一 設置音楽展」は5月28日まで、
  • 外苑前のワタリウム美術館で開催。
  • 入場は、大人1000円。 
  • さらに、会期中何度でも入場できる1500円のチケットもあります。

何度でも、ぜひ。