最近日本では人手不足が騒がれています。飲食業ではアルバイトが集まらず、やむを得ず値上げ、ということもあるようです。それはさておき、ユニークなアルバイト、あの国にはあるのでしょうか。世界の「アルバイト事情」、今朝も二つの国にコネクトします。

「ユニークなアルバイトはあるのでしょうか」という質問です

イタリア ローマ 村本幸枝さん

「ほとんどありません」

インド ムンバイ ハリー・チェンさん

「理解に苦しむものがあります」

イタリア ローマ 村本幸枝さん

Q 学生のアルバイトって、どんなものがあるのでしょうか?

A アルバイト(パートタイム)の仕事だと学生のイメージが強いですが、だいたい飲食店かビラ配り、ドッグ&キャットシッター、家政婦(一般の家のお掃除)などが主流です。イタリアは若者の頭脳流出が深刻な問題となっており、大学を卒業しても就職先はもちろんのこと、アルバイトさえも見つからないのが現状。。。多くはドイツ、イギリス(EU離脱で少々事情は変わりつつありますが)、勇気ある若者は北米に渡っています。そんな背景にうつの若者も増えており、最近はニート率もかなり上がっているようです...。一時期の明るいラテンのイメージには影が差し、男女も出会い系サイトで出会うケースが増えているというイタリアに似つかわしくなき状態です。

インド ムンバイ ハリー・チェンさん

Q 理解に苦しむのはどんなのがあるのでしょうか

A 1つは高速の料金所です。高速の切符を発行する人がブースの中にいるのですが、なぜか乗る時に、そのブースの外に人が立っていて、お金をその立っている人に渡して、その人がブースの中の人に渡すのです。また、大流行りなのはUBER タクシーの運転手。UBER はインドで大流行り。自分の車で人を乗せるサービスです。日本ではなかなか普及はしていませんが、インドでは2016年の時点で45万人のUBERドライバーが存在しています。もちろんフルタイムでのタクシー運転手もいるが、数時間アルバイトをする人というもかなり多い。