今日は七夕にちなんで、お聞きのみなさんからの「ラヴソング・ミュージックシェア」を中心にお送りしています。さて、先月はジューン・ブライドで結婚式に参列された、という方も多いと思います。ここでは、世界の結婚式で行われる「儀式」や「余興」をチェック。

⚫️香港 ラム恵子さん

Q: 日本と違った儀式や余興はあるのでしょうか。

A:親戚やお客さん皆で真剣に賭け麻雀をします。

Q みんなで麻雀をやるのですか?

A: 香港の結婚披露宴は、必ず夕方から夜にかけて行われます。キリスト教教会での式は、昼間でもやりますがディナーのある披露宴は、必ず夜です。夕方4時くらいから、招待した側も招待客もそれぞれ都合のいい時間に会場を訪れ先ずは麻雀です。もちろん賭け麻雀です。中華圏という土地柄、皆さん麻雀好きですから真剣に賭けてじゃらじゃら~じゃらじゃら~とても賑やかです。披露宴の前菜が出てくる直前まで楽しみます。ただし、ゲームの勝負がついていなくても料理が出始めたらストップというルールだけは皆さん、きちんと守っていますね。 私も、香港で最初に招待された時は会場がまるで雀荘のようでびっくりしたのをおぼています。今では、すっかり慣れました。

Q 賑やかな結婚式なのでしょうね?

A: 麻雀のほかの余興と言えば、カラオケです。招待客も親戚も歌う曲は、新郎新婦をお祝いする歌というよりむしろ自分の得意な18番を歌うので、時々失恋の歌や別れの歌ありです。でも、会場のお客さんは別に気にする様子もなく拍手しています。こちら香港の披露宴では、披露宴の間中、皆さん食べながら自由にデーブル間を動き回るので、ワイワイ騒がしくて誰もあまりカラオケの歌声を聞いてないという事もあります。 皆で麻雀!打って!食べて!歌って!楽しむ!のがよい結婚披露宴ですからとても騒がしいですが、賑やかで面白いのが香港式です。