テレビの「ドッキリ・カメラ」は、レギュラー番組としては「昭和のもの」ですが、定番の企画として今でも人気があるようです。さてあの国での「ドッキリ事情」はどうなのでしょうか。今朝も二つの国にコネクトします。
⚫️「ズバリ、ドッキリってあるんですか」という質問です
アメリカ ニューヨーク 中村英雄さん
「ラジオの時代からあって、みんな大好きです」
インド ムンバイ ハリー・チェンさん
「大はやりです」
⚫️アメリカ ニューヨーク 中村英雄さん
Q ドッキリの歴史はラジオの時代にさかのぼるんですか?
A :アメリカではCandid Cameraと言います。前身は1947年放送開始のラジオ番組Candid Michrophoneでした。いわば「ドッキリマイク」。隠しマイクで一般人の会話を隠し撮りして、お笑いにするというコメディ番組で大人気を博し、1年後の48年にテレビ番組化。これがCandid Camera の始まりです。この番組はアメリカのテレビの定番として70年代まで続きました。これがCa全ての原点。そこから近年は類似の番組やネット映像が山ほど派生して、みなさん暇つぶしに「ドッきり」を見て笑っています。上手なドッキリを作るには周到な準備・計画そして潤沢な予算が必要で、そのレベルはどんどんと上がっていて、SNSのハイブリッドメディアが注目されていて、広告の世界にもこの手法が取り入れられています。
Q そもそもアメリカ人のテイストに合っているのでしょうか?
A: サプライズパーティーとかしょっちゅう騙し、騙し合いをしていますからなのでしょうか。所詮日常生活は退屈なもの。ニセも騙すもエンタメのうち。って感じでしょうか?してやられた、っとわかったら、悪態ついてあとは笑っちゃうのがアメリカンです。
⚫️インド ムンバイ ハリー・チェンさん
Q 大流行とのことですが、テレビなのでしょうか
A : 90年代から定番「MTV Bakra」が一番有名で、最近はyoutubeにシフト。中でもTrouble Seekersは30万人のユーザーがおり、100万ビューもあるビデオも。
Q 中身は過激そうですね
A: 路線バスに警察と手錠をした容疑者が乗り込み、容疑者が警察官を倒し、バスをハイジャックすることもある。一般人が標的になることも多い。道にいきなり車が止まり、女性を「拉致」するなど