1971年のきょう、百貨店の「高島屋」がテレビによる通信販売を開始。その後のテレビショッピングブームのきっかけ、とも言われているようですが、みなさんは、「テレビ通販」、利用していらっしゃいますか?インターネット通販全盛の時代ですが、まだまだ強い支持を集めていますよね。さて、あの国での「テレビ通販」はどんな存在なのでしょうか。今朝も二つの国にコネクトします。

「テレビの通販番組は盛んですか」という質問です

ドイツ・ミュンヘン シッター由香さん

「チャンネルはあるけれど、盛んではない」

ドバイ 金子家暢さん

「あまり盛んではありません」

⚫️ドイツ・ミュンヘン シッター由香さん

Q テレビ通販はどのような状況ですか?

A:テレビショッピングはチャンネルはあるけれど、盛んではない。実用性を重視するドイツ人なのでテレビのデモンストレーションを見ただけでは買わない。自分で手に取って使ってみて購入する気質ゆえ。テレビショッピングで購入するとすれば、実際に試してみる機会がない、車に搭載する事故防止監視カメラなど。

Q そもそも通信販売自体はどうなのでしょうか?

A: ドイツのお店は平日の営業時間は20時までで、日曜日と祝日は閉まっているので通信販売が定着しています。街中に大手本屋が数少なくなってきていることもあり、本や雑誌をネット注文するという人が増えたように思います。他には、ドイツでは炭酸水が好んで飲まれるので、そういった日常的に必要で尚且つ重いものを通販で届けてもらうといった傾向もあるようです。こういった通販の配送業者は外国人がほとんどで、移民や難民を多く受け入れているドイツの社会的背景を感じざるを得ません。

⚫️ドバイ 金子家暢さん

Q あまり盛んではないというのはどうしてと思われますか

A:最近はあまりテレビを見る人がいなく、テレビ通販よりも、ネットでの販売が主流になりつつあります。ただ、いわゆるオンラインショッピングでなく、ソーシャルメディアを使った通販が流行っています。

Q アマゾンのようなサイトはないのですね

A:主流は日本でも流行りつつあるInstagramを通した通販です。様々な商材を扱った様々なアカウントがあり、例えば携帯電話のカバーといった小物を扱うアカウントから、服や鞄のようなアクセサリを扱ったアカウントまであります。それだけにとどまらず、スイーツや食べ物まで売っているアカウントまで存在します。