今日は、NONA REEVES、西寺郷太さんのPLAY IT LOUD。

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おはようございます、NONA REEVESの西寺郷太です。僕がいま、リスナーのみなさんとシェアしたい曲は、Thundercatの「Show You the Way feat. Michael McDonald & Kenny Loggins」です。僕自身が子供のころからAORって言われるジャンルがすごく好きで、マイケル・ジャクソンの音楽なんか聴いてるとそういったセッションミュージシャンがやってきた深みのあるグルーヴ感みたいなものが好きだったので、中学生高校生でボズ・スキャッグスとかを聴いてたんですよね。このThundercatは今33歳で、1984年生まれなので、僕よりもまださらに若いんですけど、このAORのスムーズなグルーヴの世界を作るようになったっていうのが僕の興味の元で、だからこそ、マイケル・マクドナルドやケニー・ロギンスこれも僕も大好きなアーティストたちなんですけど、呼んでいて、カタチ上古臭くなりそうなんですけど、やっぱり根っこに、サンダーキャットはケンドリック・ラマーなんかともやってますから、今のヒップホップ感というか、今のサウンド感というのが混じってるんですよね。そこがすごく好きです。面白いなと思ったので、ま、ご存知の方も多いと思うんですが、聞いてください。

Thundercatの「Show You the Way feat. Michael McDonald & Kenny Loggins」。

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NONA REEVES、西寺郷太さんが選んだナンバーは、Thundercat 「Show You the Way feat. Michael McDonald & Kenny Loggins 」。



今年2月リリースのアルバム「Drunk」からお届けしました。西寺さん、詳しい解説ありがとうございます。AOR、アダルト・オリエンテッド・ロックですよね。僕も大好きですよ!今回、マイケル・マクドナルド、ケニー・ロギンスと共演することになったきっかけは、サンダーキャットがラジオ番組で、2人を尊敬するミュージシャンに挙げたことだそうです。

さて、ぼくたちNONA REEVESですが、20周年記念のニューアルバム、「MISSION」をリリースいたしました。

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生演奏にこだわりました今回は。ドラム・ベース・ギター、シンセベースなんかも使わずに基本的には生の演奏を一発でドンってスタジオで録るっていう、これはたぶんDaft Punkの「Random Access Memories」とか2013年にヒットしましたけど、このThundercatとかにも繋がると思うんですが、フュージョンとか、生の演奏のすばらしさをより再認識するっていう流れの贅沢なつくりだと思うんですよね。山本拓夫さんのホーンが入ったりとか、そういった意味で、今までのノーナの中での集大成的なバンドのメンバーと作ったアルバムっていうのが今回のコンセプトだと思います。大成功してると思います。あと曾我部恵一さん、Charisma.comのいつかちゃん、そして、クラムボンの原田郁子さんというゲストも、ボーカル、ラッパーにおお呼びして、そのへんの化学反応も楽しくなってると思います。ぜひ、アルバムミッション、よろしくお願いします!以上、NONA REEVESの西寺郷太でした。