今日は、キーボード奏者・アレンジャー・プロデューサー、井上鑑さんのPLAY IT LOUD。

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おはようございます、井上鑑です。僕が今ですね、リスナーのみなさんと一番シェアしたい楽曲を選んできました。Kate Bushの「Never Be Mine」という曲なんですけれども、2014年に30何年ぶりにライブをやりまして、それも非常に素晴らしいものだったらしく、彼女がそのライブでやってる音源が、やっと去年出たというアルバムです。この「Never Be Mine」という曲なんですけれども、

ケイト・ブッシュらしく、ピアノをすごく上手に使っていて、ゆったりしてるけれども心に染み入ってくるという感じの曲です。そういうとこが色々なアーティストに影響を与えてるんだと思うんですけれども、それと、今回実は僕もレコーディングで、もう何年も昔からお世話になってるんですけど、David Rhodes、John Giblinというギタリスト、ベーシストがこの曲でも大活躍してます。身近な友達ながら惚れ直すという感じの演奏なので、ぜひお楽しみください。Kate Bushで「Never Be Mine」。

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2014年にロンドン・ハマースミスで行われたライブ、「Before The Dawn」の音源。これは素晴らしい!Kate Bushといえば、77年に発表したデビューシングル「Wuthering Heights(嵐が丘)」がいきなりのヒット。 (日本でも、某バラエティー番組のテーマ曲にもなっていましたね)

当時からライブはほとんと行わず、90年代以降は、アルバムもほとんどリリースしていませんでした。そして、この「Before The Dawn」は、実に35年ぶりのライブだったようですが、小さい会場だったこともあって、22公演のチケットは即完!

2年かかって、やっと音源のみが発表された、ということなので、いずれ、DVD、ブルーレイが出るんじゃないでしょうか、これは観たい!

さて、僕のですね、最近の活動なんですが、8月の30日に初期の作品5タイトルのリマスター(盤)をリリースしました。そして、来月ですけど10月25日には、今までいろんなアーティストの人たちと一緒に仕事をした、編曲がメインですが、作品集Seeing」と「Believing」という2タイトル。それから10年以上ぶりになりますが、ソロアルバム「OSTINATO」を同時に発表いたします。

そんなわけで、そのリリースイベントとして、アルバムにも参加してもらって先ほどのそのケイト・ブッシュとも一緒に活躍をしている、David Rhodes、John Giblinをイギリスから呼んで、そのほか日本からもいつもお世話になってる日本を代表するプレイヤーとともに明日9日から11日まで目黒のBlues Alley Japanでライブを開催いたします。ぜひ、足を運んでください。そしてカビラさんですね、なんとですね、MUSICLICKって一回呼んでいただいたの5年前だっていう話で、来週またきてねみたいな顔をしてたのに、全然呼んでくれないじゃないですか!また、ぜひ遊びに行きたいでーす。よろしくっ!井上鑑でした。

何をおっしゃいますか。僕らも来てほしいんですよ。ぜひぜひ!11年ぶりのオリジナル・アルバム「OSTINATO」も注目ですが、作品集も豪華ですね。収録アーティストは、井上さんが深くかかわっていらっしゃる、福山雅治さんをはじめ、井上陽水さん、大滝詠一さん、松田聖子さん、などなど・・・そして、ライブも楽しみです。