今日は、ヴォーカリスト&フリューゲルホーンプレーヤー、TOKUさんのPLAY IT LOUD。

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おはようございます、TOKUです。わたくしが今リスナーのみなさんとシェアしたい曲は、John Mayerの「Rosie」です。John Mayerっていうアーティストはずっと注目してる人で、アメリカ音楽の歴史をちゃんとこの人は継承してるなぁっていう、今のポップスであり、でもすごくそういう歴史を継承してるところもしっかりと音に、あんなにシンプルなのに音に聴こえてくる、というところにいつも感銘を受けてますかね。それで、彼の声、唯一無二の声を持ってると思うし、そして、ギターのテクニックも半端ないすね。この「Rosie」という曲はですね、ラジオでかかってるのを聞きました。まぁ、また良い曲書くなぁってまず最初思って、シンプルな上に、すごいツボを得たホームセクションが入ってきて、メロディーがまた良いっすね。すごくシンプルでストロングだなって。要はセンスが抜群ってことですね。もうそこがとにかく好きです。では、聴いていただきましょう。John Mayerで「Rosie」。

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ヴォーカリスト&フリューゲルホーンプレーヤー、TOKUさんに選んでいただいたナンバーは、John Mayer 「Rosie」。今年4月にリリースされたアルバム「The Search for Everything」からの1曲。TOKUさんがおっしゃる通り、シンプルなんですが、1つ1つの音がツボを得ていて、気持ちがいい・・・John Mayerといえば、なんといっても、バックを固めているミュージシャンが豪華。ドラムは、ボブ・ディラン、ジェイムス・テイラーなど数々のミュージシャンと制作をともにしてきたスティーヴ・ジョーダン。ベースはザ・フーやジェフ・ベックに参加したピノ・パラディーノ。そして、この曲のホーン・アレンジは、マイケル・ジャクソンの「Thriller」や「BAD」にも参加したトランペット、フリューゲルホーンプレイヤーのジェリー・ヘイが担当。TOKUさんは、やはりホーンに惹かれたんでしょうね。そこに、John Mayerの唯一無二のヴォーカルとギター・・・最高です。そして唯一無二といえば、TOKUさんもですよね!近況も教えて下さい!

えっと、わたくしTOKUですけども、6月7日にですね、新しいアルバム通算12枚目となる「SHAKE」をリリースしました。このアルバムはコラボアルバムとなりました。まず、その「SHAKE」というタイトルなんですけども、僕がね、ジャズって世界にいながら、微力ながら日本の音楽シーンというかな、ちょっと大げさですけど、そこらへんを面白くできれば、SHAKEできて面白いことが起きればな、なんて想いも込めてます。一緒にですね、参加してくれたミュージシャンたち、これはもう僕が心でつながれると思ったミュージシャン達ばかりです。大黒摩季、ゴスペラーズ、そしてSUGIZOさん、彼らとは15、6年の付き合いがあります。ギタリストの小沼ようすけもそうですね。あ、ZEEBRAもそうですね。そんなんでですね、本当にたくさんの方に素敵なプレイをこのアルバムで残していってくれたことに感謝しつつですね。レコ発ツアー始まります。僕の大好きな大好きなブルーノート東京でですね、7月31日、そして8月の1日、2日間。最初で最後ぐらいになっちゃうかもしれないです。かなりの数の、このアルバムに参加してくれたアーティストさん達が来てくれるので、期待しててください。楽しいショーになると思います。ぜひ来ていただきたいし、このアルバム「SHAKE」もよろしくお願いします。というわけで、TOKUでした。

素晴らしいミュージシャン達と、唯一無二のコラボレーションということですね。オリジナル曲ももちろんありますが、David Bowieだったり、ストーンズだったり、レオン・ラッセル、プリンスの名曲をカヴァー。これは、ジャズファンのみならず必聴です。