アメリカの不動産市場に出回っている、大型住宅の物件

2％、というのは、何の数字なのかと言いますと、この数字は、アメリカの不動産市場に出回っている、大型住宅の物件の数が、昨年から増えた割合です。

大型住宅、２％、、、微増にとどまっている、ということなんですね。ベビーブーマー世代が退職を迎えつつあるアメリカ。その世代の家は大きく、値段も高いのでなかなか売れません。

日本流にいえば100坪前後の大型物件。価格以外にも、1階にバスルームや寝室を設備していない物件が多く、高齢化を考慮した時に、時代の需要に見合っていないとも言われています。

株価が史上最高値を更新し好景気といわれるアメリカですが、大型住宅が市場に出る物件が　２％増にとどまっている、という情報をお送りしています。初めてマイホームを購入する若い家族は、価格もサイズも手頃な物件を選ぶ傾向が強いよう。まあ、そうでしょう。

なので、大型住宅は、買い手が付くまでの期間もこれまでより平均で50日長くなっています。住宅事情が異なる日本には、あまり関係がないと思われるかもしれませんが、、、将来増えるとされる空き家の問題を考えると、無視できない数字です。