This Week's Number is・・・

2.5%

2.5%、というのは、何の数字なのかと言いますと、日本の大学生のうち、25歳以上の入学者の割合です。

就職して社会に出てからも学校で学び、生涯に渡って学習を続ける「リカレント教育」いわゆる「学び直し」の充実を、政府は掲げていますが、経済協力開発機構(OECD)の2014年のデータでは日本は25ヵ国中2番目に低い数字になっています。

いま、日本の大学が力を入れているのは、社会人向けの短期の講座です。例えば、明治大学は社会人向けの「リバティアカデミー」を創設、現在は、400以上の講座があり、年間2万人が学んでいます。

日本の大学生のうち、25歳以上の入学者の割合が2.5%で、経済協力開発機構(OECD)のデータでは、25カ国中2番目に低い、という情報をお送りしています。実は、日本の大学は、夜間の学部の閉鎖が相次いでいてそうなると、社会人が大学で学ぶ、というのは難しいのかもしれません。長時間労働の問題もあります。学費が高い、という側面もあります。

社会人が大学で学ぶ機会、日本はかなり低い数字となっています。