This Week's Number is・・・

20.3%

20.3%、というのは、何の数字なのかと言いますと、、、全国の持ち主がわからない土地の割合です。この数宇治は、増田寛也元総務大臣が座長となり 民間有識者で作る「所有者不明土地問題研究会」が先月末に発表したもので、増加が問題となっている 持ち主がわからない土地が、全国で およそ410万ヘクタールにのぼる ということです。

これは、全国の土地の「2割」にあたり、九州の面積を上回ります。不動産登記簿などをたどれば、所有者が判明するケースもありますが、人口減少や少子高齢化によって、所有者の分からない土地が今後も増える、と指摘しています。

持ち主がわからない土地が全国の20.3%、およそ1/5もある、という情報、、、土地の所有者情報は不動産登記簿に記載されますが、登記をするかしないかは任意で、放置されているケースもあるとのこと。

情報が更新されないままに何世代も続くと、相続人は当然増えていきます。国や自治体が道路整備などのために土地を買収する時には、全員を探し出して同意を得なくてはいけないので、時間も費用もかかります。「所有者不明土地問題研究会」では解決策を検討し、秋には政府に提言する、ということです。