This Week's Number is・・・

1.8%

1.8%、というのは、何の数字なのかと言いますと、東京のオフィスビルの取引価格の上昇率です。日本不動産研究所が発表した 今年4月時点の世界主要都市の不動産調査で、東京のオフィスビルの価格上昇率が  去年10月に行われた調査と比べて、1.6ポイント低い 1.8%にとどまり、上昇率としては3年ぶりに 世界14都市のうち、トップから6位に陥落しました。

調査は、東京、大阪、上海、ニューヨーク、ロンドンなど欧米・アジアの14都市を対象に、不動産鑑定士が 新築のビル価格や賃料を評価して、毎年4月と10月年に2回 実施しています。

アベノミクスとオリンピック招致でオフィスビル需要が見込まれた東京ですが、家賃は 建物の価格ほど高くならず、投資による利回りが低くなったのが原因。ちなみに、東京にかわって、上昇率の世界トップとなったのは、大阪です。

今朝は、東京のオフィスビルの取引価格の上昇率が3年ぶりに 世界のトップから陥落した、という話題を、お送りしています。かわってトップに立ったのは 大阪。そして、14都市の中で最低、マイナス1.6%となったのは、ロンドンです。やはり、EU離脱の影響が出ているのかもしれません。