This Week's Number is・・・

38%

38%、というのは、何の数字なのかと言いますと、2016年度のデビットカードの決済件数が 前の年から増えた割合です。日本銀行の発表によると、昨年度のデビットカードの決済件数は、1億756万件で前年比38%増でした。

クレジットカードとデビットカードの違いについて、あらためて確認しますとどちらも現金が不要ですが、消費者が買った代金を、「カード会社」がお店に立て替えて支払い、それを後払いする、というのが、クレジットカードです。一方、デビットカードは、代金を「自分の銀行口座」から支払い、その場で引き落とされる、というものです。収入や仕事に応じた審査が不要で、特にアメリカではポピュラーな決済方法となっています。日本ではなかなか浸透しませんでしたが、ここのところ伸びてきているようですね。前の年に比べて、38%増加。

デビットカードには、銀行のキャッシュカードを使う"Jデビット"とクレジットカードのシステムを使う"ブランドデビット"と呼ばれる2種類のタイプがありますが、特に伸びているのがVISAやJCBという代表的な国際ブランドのデビットカードです。

世界中のたくさんの加盟店で使える、ということから、銀行のキャッシュカードを使う"Jデビット"を抜きました。