さて、今朝登場するのは女子バスケットボール、JX-ENEOS サンフラワーズ 所属、吉田 亜沙美選手です。

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今日は日本代表でキャプテンも務めている吉田選手に、改めてバスケットボールについて、いろいろ教えていただきます!まずは バスケットボールには いろんなポジションがあるのですが、吉田選手のポジションは どこなのでしょうか?さっそく 聞いてみましょう!

「私のポジションはポイントガードで、主にパスを裁いて、仲間にシュートをさせるポジションに います。 ゲームを支配できるというのもありますし、ゲームコントロールだったり、ゲイムメイクをできて、やっぱりゲームを作って行けるというところに魅力を感じて・・・というのもありましたし、父もバスケットボールをやっていて、ポイントガードをやっていたので、それを見て私もやりたいなと思いました。」

「ゲームを支配できる」・・・ ポイントガードは、「コート上での監督だ」 とも言われているんだそうです。常に全体を見渡しながら、自分のパスがきっかけで味方が動いてゴールが決まる...これは快感でしょうね。 吉田選手は小学生の頃から、このポイントガードをやっているんだそうです。そして、お父さまもバスケをやっていて、ポイントガードだったと言っていましたね!実は、お姉さまも元バスケットボール選手で、現在は実業団チームのヘッドコーチを務められている・・・ということで、バスケットボール一家なんですね! そんな吉田選手に、このポジションで求められる力と動きを聞いてみました

「バスケットボールは勝ち負けがあると思うんですが、それはポイントガードによって左右されると思っているので、試合の状況判断だったり 流れというのは常に把握して、やっていかないとだめだと思います。 味方からボールをもらう前には必ずフロアを見て仲間がどういう状態にいるのかも一瞬で判断して、ボールを受けた時にはもう次の動き、、、どういうパスをしたらいいかとかをもう判断している状態でパスをもらって、次のバスを出すという形になってきます。」

勝ち負けはポイントガードによって左右される・・・ってすごいですね。一瞬であらゆることを判断してプレーしている吉田選手ですが、試合中は、選手の調子も全部見極めてパスを出しているんだそうです。

さぁ、バスケットボールは 日本国内に2つのリーグが存在していたことによって、国際バスケットボール連盟から 1つのリーグにすること」を要求されてきたのですが、なかなかまとめることができず、一時は 国際大会出場停止の処分を受けました。女子の選手達も、その影響を大きくうけましたよね・・・今週、男子は新リーグとなる「Bリーグ」を発表。そして女子日本代表の活躍など、今年は大きな注目をあびました。そんな今、吉田選手の思う事、そして、これからの目標について最後に伺ってみました。

「こうやって注目されるのはすごく嬉しいですけど、これを一時のものにせずに、これからバスケットボールをメジャースポーツにしていけるようにこれからも頑張って行かなきゃと思っています。世界でも通用できるようなポイントガードになっていきたいと思っていますし、選手からもスタッフからも信頼されるようなポイントガードになっていきたいなと思っています。」

吉田 亜沙美選手、これからも応援しています!貴重なお話、ありがとうございました!