今朝はタイ王国、プーケットです!タイの首都バンコクから、飛行機で1時間20分。アンダマン海に面するタイ最大の島で、ビーチリゾートとして世界中から観光客が訪れます。

島の人口の3分の1が住む最大の街「プーケットタウン」。かつて「錫」の採掘や交易が盛んだった時代に、多くのポルトガル人や中国人がやってきました。プーケットタウンはレトロな街並みが特徴で、プーケット独自の「シノ・ポーチィギー」というコロニアル風の建物や、中国風のタウンハウスなどが今も残り、当時の繁栄を今に伝えています。

「プーケットタウン」の中心にある市場は早朝のみの営業。日が昇る時間から、地元の人々でにぎわいます。肉や野菜、魚介類などの食材から、日用品や仏教関連まで、品揃えが豊富です。

●タイ名物の「カイピン」をいただきましょう。

タイ語で「カイ」が卵、「ピン」が焼くという意味。鶏の卵を、殻ごと直火で焼く食べ物が「カイピン」です。卵にまんべんなく火が通るよう、網の上で位置を変えながら、丁寧に焼いていきます。

「カイピン」のなかでも「カイソンクルアン」というメニューは、卵に小さな穴をあけ、中身をいったん取り出し溶き卵にしてブイヨンや塩胡椒で味付けをします。それをもう一度殻に戻したものを蒸してから、串刺しにして焼き上げるという、手間がかかった一品です。

出来上がった焼き卵は殻を割って食べますが、色や食感は、かための茶碗蒸しのような感じ。絶妙な味付けで人気です。パンとコーヒーと一緒にどうぞ。