今朝は中央ヨーロッパのハンガリーです!首都ブタペストから西に車でおよそ2時間。湖の湖畔にある街「ヘーヴィーズ」に着きます。こちらのヘーヴィーズ湖は、なんと湖全体が温泉。東京ドームとほぼ同じ大きさの4万7000平方メートルもある広大な湖に、朝から地元に住むお年寄りたちがやってきます。

お湯の温度は1年を通して30度前後と、ぬるめ。真冬の今の時期は、屋根で覆われた温浴施設で、寒さをしのぐことができます。ここは男女混浴で、水着をつけて温泉に入ります。温泉の硫黄の香りが漂う、湯治場のような風情。ご近所の方々と賑やかに語らいながらの入浴で、社交場としても機能しているのです。

●朝は中央ヨーロッパのパンケーキをいただきましょう

ハンガリーで「チャーサールモルジャ」と呼ばれる薄いパンケーキは、小麦粉、卵、砂糖、塩、そして牛乳を混ぜ合わせた薄い生地をバターで焼いて作ります。焼き上ったところで、ひと口くらいの大きさに切り分け、粉砂糖をふりかけて食べるのが一般的。ふわふわの食感に仕上げるのがポイントで、りんごやプラムなどのフルーツソースをかけて食します。

この「チャーサールモルジャ」、一般的にはデザートとして食べることが多いようですが、トッピングせずに、朝食としていただくこともあります。やっぱり、出来立てアツアツの状態でいただくのが一番。濃いめのコーヒーと一緒にどうぞ。