今朝は南アフリカ、東ケープ州最大の都市、ポートエリザベスです!

この街とその周辺地域は、南アフリカで初めて民主的に選ばれたネルソン・マンデラ元大統領の偉業をたたえ、「ネルソン・マンデラ・ベイ」と名付けられています。

彼は人種差別政策アパルトヘイトを一度は終身刑で投獄されながらも撤廃させ、南アフリカを近代化に導きました。

政治家としての公的な生活は67年間にもおよび、それにちなんで、市内の中心部に設けられたのが「ルート67」。投票所に向かう人々の行列に、拳を突き上げて先導するネルソン・マンデラの姿が型取られた鉄製のオブジェなど、67のビジュアルアートで街の歴史を知ることが出来ます。ことしはちょうど生誕100年にあたるため、さまざまな催しが企画されています。

●南アフリカ名物は「ソーセージ」です

スーパーなどで手に入れることが出来るという「ぐるぐる巻き」のソーセージ「ボーアウォース(boerewors)」。ちょっと太めのソーセージですが、まっすぐ伸ばすとその長さはなんと1メートル以上にもなるのだとか。昔はおもに農家で作られていて、基本的にビーフのひき肉を腸詰めにしていたようです。

今では使う肉はポークやチキン、ラムなど種類が豊富。コリアンダーを使ったかなりスパイシーな味が特徴です。食べる分を切って炭火で焼くのが一般的な食べ方。町のあちこちの屋台では、おいしそうな匂いと共に、もうもうと煙があがっています。朝はシンプルにパンに挟んでホットドッグにしていただきましょう。

マスタードとトマトソースをたっぷりとかけてどうぞ。