今朝はアイルランドの首都、ダブリンです!グレートブリテン島の西にあるアイルランド島。その北側のおよそ2割がイギリスに所属していて、その南側がアイルランドです。

北海道とほぼ同じ広さの国土におよそ475万人が暮らします。首都のダブリンにあるランドマークのひとつが、「聖パトリック大聖堂」。5世紀ごろアイルランドにキリスト教をもたらし、大きな影響を与えアイルランドの守護聖人とされるパトリキウスにちなんで、その名が付けられました。国内最大の教会で、アイルランドの国家行事が行われる場所でもあります。

ゴシック様式の荘厳な外観が目を引くだけでなく、4000以上のパイプを持つ巨大なオルガンもあり、世界中からたくさんの観光客が訪れます。

●アイルランドのフルーツ料理「クランブル」

クランブル(Crumble)という料理の名前は、英語で「ボロボロの状態に崩れる」という意味。大きなボウルに、小麦粉とバター、そして塩、砂糖、アーモンドパウダーなどを混ぜ合わせながら、指先でボロボロに砕いて「そぼろ」のような状態にします。それをフルーツの上にかけて、こんがり焼きあげるという、パイやタルトに近い、スイーツともいえる料理です。最も一般的なのが、りんごを使ったアップルクランブルで、ブラックベリー、プラム、桃など、さまざまなフルーツをミックスすることもあります。

アイルランドのパブでは定番メニューとして人気。朝は焼き立てよりも、作り置きをした、少し歯ごたえがある「クランブル」をいただきましょう。

ミルクたっぷりで濃いめに淹れた紅茶と一緒にどうぞ。