アメリカからカナダにかけて南北に延びるロッキー山脈。カナダ国内ではアルバータ州、ブリティッシュコロンビア州などを通り、その山々は「カナディアン・ロッキー」と呼ばれています。

4つの国立公園と3つの州立公園がある「カナディアン・ロッキー山脈自然公園群」は世界遺産に指定されています。

そのうち、バンフ国立公園の中にあるのが、バンフの街。1883年に温泉が発見されて以降、リゾート地として発展。バンフの街は「カナディアン・ロッキー」観光の拠点の街として、世界中から観光客がやってきます。

たくさんの美しい山や、湖がある「カナディアン・ロッキー」。ゴンドラリフトで山頂にある展望台に登ったり、雪上車で氷河を移動するなど、楽しみがいっぱい。中でもバンフ国立公園内にある「レイク・ルイーズ」という湖は、氷河から解け出した水に含まれる成分によって、湖自体がエメラルド色に光り輝いて見えます。そのため「レイク・ルイーズ」は宝石にも例えられていて、その水面に映る氷河の白さと針葉樹林の緑は、まるで絵画のような美しさです。

●朝ごはんは「エッグベネディクト」と「フレンチトースト」が定番の組み合わせ

エッグベネディクトは、地元では「Benny」というニックネームで呼ばれています。半分に切ったイングリッシュ・マフィンに、ハムやベーコン、そしてポーチドエッグを乗せて、バターと卵の黄身で作るオランデーズソースをかけます。

そして、もう1つはフレンチトースト。ホイップクリームのトッピングに、メイプルシロップをたっぷりかけていただきましょう。あたたかい「カフェオレ」と一緒にどうぞ。