今朝はシンガポールです!

東京23区ほどの面積の、近代的な国家です。その昔、シンガポールの路上には屋台がたくさんありました。1950年から60年代、バラバラに営業していた屋台を政府がとりまとめ、月に一回、衛生面のチェックをするなどの認可制にしました。「ストール」と呼ばれる屋台が集まる屋台村は「ホーカー」と呼ばれ、駅周辺や、ショッピングモール、公団住宅の一角など、国内のいたるところに点在します。シンガポール国民の食生活には欠かせない場所と言えるでしょう。シンガポールの3大屋台村として有名なのが、

■ニュートン・フードセンター(Newton Food Center)

■マックスウェル・フードセンター(Maxwell Food Centre)

■ラウ・パサ・フェスティバル・マーケット(Lau Pa Sat Festival Market)

ここには、地元の人々のみならず、観光客も多く訪れます。値段が安い「B級グルメ」のアジア料理を中心に、数多くのバリエーションがある「ストール」から、好きな料理を受けとって、フードコートのように店とは別のテーブルに移動して食します。

●朝は「めん類」でスタート

シンガポールの「めん類」は種類が豊富。スープはもちろん、麺だけでも材料、太さや形など、さまざまなものがあります。中でも、日本の「つけ麺」のように、麺とスープを別々で出されるのが、「小碗麺(Xiao Wan Mee)」。

麺は、チリソースなどを和えたものが、小さなお椀に盛りつけられています。スープは、シンプルな鷄ガラベースで、ミートボール、フィッシュボール、野菜、豚肉のスライス、卵などが入っています。

ピリ辛な麺と、具沢山なやさしいスープのコントラストが、湿度の高いシンガポールの朝のめざめを促します。