今朝は中米のニカラグア共和国です!国土の西側に位置するグラナダは、500年近く前にスペイン人が築いた古い街。ニカラグア湖という巨大な湖のほとりにあります。ここから船で湖、川を経由し、東側の大西洋に抜ける起点の港町として、政治経済の中心地として栄えました。街はスペイン植民地時代から変わらず、コロニアル様式の古い建物が立ち並び、通りには馬車が行き交います。そして、のんびりした湖畔の街として、数多くの観光客が訪れます。

ニカラグアの国民的な朝ごはんは「ガージョ・ピント(Gallo Pinto)」です

スペイン語で「ガージョ・ピント」は「まだら模様の鷄」という意味ですが、肉料理ではありません。豆を使ったチャーハンのようなものです。赤黒いキドニービーンズと、ごはんの「まだら模様」という見た目から、その名前がついたといわれています。

その作り方ですが、まずフライパンに、油と刻んだニンニクを入れて香りが出たら、ごはんを入れて炒めます。そこにインゲン豆を塩で煮込んだものを汁ごと加え、塩コショウで味を調えます。水分が飛んだら出来上がり。これに、目玉焼きをのせるのが一般的です。

腹持ちのよさは、朝ごはんにぴったり。地元産の「ニカラグア・コーヒー」と一緒にどうぞ。