今朝はオーストリア共和国のザルツブルクです!モーツァルトが生まれ25歳まで住んでいた土地として知られ、クラシック音楽のコンサートが年間を通じて数多く行われます。世界的な指揮者のヘルベルト・フォン・カラヤンが創設した「ザルツブルク・イースター音楽祭」はちょうど今年が50年目。先週末から、オペラや、オーケストラコンサート、合唱曲、室内楽などさまざまなプログラムが演奏されています。

またザルツブルク市街の歴史地区にある「ミラベル宮殿」の庭園は、映画「サウンド・オブ・ミュージック」の舞台にもなっていて、ハイライトのひとつ「ドレミの歌」を家族全員で歌う場面で登場します。宮殿は現在、市庁舎となっていますが、地元の人のみならず、世界中からの観光客も訪れます。モーツァルトも演奏したことがある「大理石の間」では、毎日のようにコンサートが行われています。

  • ザルツブルクの郷土菓子は「ザルツブルガー・ノッケル」です

「ザルツブルガー・ノッケル」は「ザルツブルクの山々」という意味の「スフレ」。アルプス地方のザルツブルクのイメージを再現すべく、一皿は3つの山の形をしているようです。ふわりとした食感で、口の中ですぐ溶けてしまいますが、しっかりとした甘味の余韻はずっと残ります。ひとつのサイズが大きく、焼きたてを食べるので、テイクアウトではあまり売られておらず、レストランのデザートとしてテーブルでシェアするのが一般的。ラズベリーソースが付いてくるので、その酸味と甘味を自分で調整しながらいただきます。朝は、ブラックコーヒーと一緒にどうぞ。