今朝はパプアニューギニア独立国です!オーストラリアの北にあるニューギニア島が国土のメインで島のほぼ真ん中でインドネシアと国土を分けています。ニューギニア島の密林地帯を流れる「セピック川」は、全長1000キロを超える大河。流域の人々は、太古の昔から、独自の生活様式と、土着の信仰をもって暮らしてきました。また、セピック川流域には、ハウスタンバランと呼ばれる「精霊の家」が点在しています。ここには、先祖の霊や、自然界の精霊が降臨するとされ、数々の宗教的な儀式が行われてきました。柱や壁は、彫刻や絵画などで彩られ、まさに原始的な民族美術の宝庫。船でさまざまな部族を訪ねるツアーも人気です。

  • パプアニューギニアの主食は「サクサク」

「サクサク」とは、ヤシの木の幹から採ったデンプンを固めたもの。モチモチで、表面はちょっと光沢があり、見た目は日本の「わらび餅」ような感じです。パプアニューギニアでは、稲作が普及した今も、人々の主食ともいえる食べ物です。そのままでは、ほとんど味がないので、味のある食材と一緒に料理します。焼いたり蒸したりして食べるのが一般的。朝は「サクサク」にバナナペーストとココナッツミルクを混ぜた料理「ラビア イアラ」をいただきます。あたたかいコーヒーと一緒にどうぞ。