今朝は台湾北部の町、十份です!台北から鉄道を乗り継いでおよそ1時間半、山あいにある「十份」の駅に到着します。 日本が統治していた時代に、石炭産業のために敷かれた路線で、今もなお、日本製の古い列車が使われているようです。

駅近くの線路際には、観光客向けの店が並びますが、数多くあって目立っているのが「天燈屋」さん。ここでは、願い事を書いたランタンを飛ばすことができます。まず最初に、お願いしたいことに応じた色のランタンを買います。赤は健康運、黄色は金運・・・など9種類あります。そして、筆で願い事を書いて、店の軒先からランタンを飛ばします。中の燃料に火を付けるとランタンが大きくふくらみ、熱気球のようにどんどん昇って行きます。旧正月が終わったばかりの時期がピークですが、その後もたくさんの観光客が訪れます。

●朝は甘い豆乳をいただきましょう

外食が発達している台湾では、朝早くから食堂が賑わいます。朝ごはんがあるお店は「豆漿」という看板を掲げているので、それを目印にお店に入りましょう。この「豆漿」、日本の豆乳に似てはいますが、比較的味が薄いのが特徴の飲みものです。前の日の夕方から大豆を水につけておいて、早朝にすり下ろし、濾したものを鍋に入れて、かき回しながら煮るというのが台湾での「豆漿」の一般的な作り方。

冷たいものも、暖かいものもありますが、基本的にお砂糖がたくさん入っています。コップの下に砂糖が沈んでしまうこともあるので、まめにかき回しながらどうぞ。