今朝はスペイン、マヨルカ島です!!本土のバルセロナから飛行機で1時間たらず。一年を通して晴れの日が多い、リゾートアイランドです。透明度の高いビーチが人気で、ヨーロッパ中から、たくさんの観光客がやってきます。

また、街並みはイスラム文化とスペイン文化が融合した、中世の面影を色濃く残しています。旧市街には、13世紀~17世紀にかけて建築されたカタルーニャゴシック様式のマヨルカ大聖堂があり、1900年代初頭には、サグラダファミリアの設計でも知られる建築家アントニオ・ガウディも、その改修工事に携わりました。

朝はマヨルカ島のパンをいただきましょう

この島で生まれた渦巻き型のパンが「エンサイマーダ」。スペイン語で『豚の脂』を意味するその単語の通り、バターの代わりにラードがたっぷりと使われます。作り方ですが、小麦粉とイースト、そして卵をベースにした生地を薄く引き伸ばしてラードを塗り、丸めて長い棒状にします。それを渦巻き型にととのえて焼き、仕上げにたっぷりと粉砂糖をかければ出来上がりです。

外側はカリッとした食感ですが、内側は、薄い生地が何層にもなっていて、ふんわり。噛みしめると、濃厚なラードの味がじんわりと滲み出てきます。見た目ほどは甘くないので、砂糖をたっぷり入れたホットチョコレートと一緒にどうぞ。