今朝はポーランド共和国の首都ワルシャワです。ポーランドを代表する人物といえば、ワルシャワ郊外で生まれ、「ピアノの詩人」と呼ばれた作曲家、フレデリック・ショパン。その生家は今「ショパン博物館」となっていて、世界中から観光客がやってきます。

ショパンの足跡やテーマ別の展示のほか、ピアノの上に楽譜を置くとショパンの楽曲が流れてくるという仕掛けもあります。また、ワルシャワ市内のショパンにゆかりのある場所15ヶ所にも「ショパンのベンチ」があり、ボタンを押すとショパンの名曲が流れます。

ポーランドは「スープ」のバリエーションが豊富です。

ポーランド料理では、スープがとても重要です。中でも伝統料理の「ジュレック」がポピュラーです。発酵食品のスープで、日本でいうお味噌汁のような存在です。ライ麦の粉とお湯にハーブ類を混ぜて、数日間置いて発酵させた「ザクファス」という液体がベースになります。その「ザクファス」に、タマネギやニンジン、ネギなどの野菜とソーセージなどの肉を煮込んで味が染み出した汁を加え、塩胡椒とスパイスで味を整え、サワークリームをかけます。

大きめの塊のパンをくり抜き、ポットがわりにして、あつあつをいただきましょう。