今朝はウクライナの首都、キエフです。1500年あまりの歴史を持つ古い都。広大な植物園や緑豊かな公園がたくさんあり、四季折々の美しい景色が楽しめる街です。そして、キエフには世界遺産に登録された建物が2つあります。その1つが、11世紀初頭のモザイクやフレスコ画が残る「聖ソフィア大聖堂」。もう1つが、キリスト教ロシア正教のウクライナにおける総本山「ペチェールシク大修道院」。こちらは、地下に洞窟があります。そのほか、ドニエプル川の西側には、世界でトップレベルとされるキエフバレエの本拠地「国立歌劇場」など、多くの歴史的建造物が立ち並んでいます。

ウクライナの冷たいスープは「スベコールニク」です。

暑い時期にはさっぱりとした「スベコールニク」というビーツがメインの冷たいスープをいただきます。茹でてすり下ろしたビーツにハム、きゅうり、ラディッシュ、そしてパセリなどの青味野菜などを細かく刻んで鍋に入れ、「スメタナ」というサワークリームをかけるのが一般的なレシピ。鮮やかなピンク色が特徴の冷製のスープで、これに、スライスしたゆで卵を浮かせたり、軽くレモン汁を絞っていただきます。

赤カブやキャベツなどの野菜を煮込んだシチューの「ボルシチ」より具が軽めで、飲むサラダという感覚。丸いガーリックブレッドと一緒にどうぞ。