今朝は、オーストラリアのメルボルンです。メルボルンにはヨーロッパから船でやってきた人々が作った歴史ある建物やモニュメントが数多く点在しています。その建物の中には、イギリスの有名な探検家で、オーストラリア東海岸の海図を作ったというキャプテン・クック船長の生まれたコテージがあります。これは1755年にイギリスで建てられた家を、オーストラリアに移築・復元したもの。街の中心部にある、緑豊かなフィッツロイ公園にあります。

2階建ての家では、イギリスの海軍で要職を務めたジェームズ・クックの人生と、航海のすべて、そして一家の生活の様子を知ることができます。またこの家の郵便ポストにカードや手紙を投函するとオリジナルの消印が押されて届くのだそうです。

メルボルンの朝は「イギリス風パンケーキ」を。

メルボルンはオーストラリアのカフェ文化の中心地。朝早くからオープンしているカフェがたくさなります。朝食にいただくのは「クランペット」というイギリス風のパンケーキが一般的。作り方ですが、砂糖を少し入れた牛乳を温め、そこに小麦粉とドライイーストと塩を入れ、時間をおいて発酵させ、生地を作ります。これを丸くパンケーキのように焼いのが「クランペット」。気泡による穴が、いっぱい開いているのが特長です。

外はカリッと焼けていても、中は、もちもちとした食感。

これだけでは、あまり味がないのでバターやジャムなどを塗っていただきます。エスプレッソにお湯を加えたオーストラリア風のコーヒー、「ロング・ブラック」と一緒にどうぞ。