今朝は、鳥取県米子市です。お隣、島根県との県境に位置し、東側には中国地方で一番高い、標高1700メートル余りの大山がそびえます。北側は日本海に面し、海水浴客で賑わうビーチもあります。

ちょうど今の時期から、秋の終わりにかけて、夜になると日本海の沖合にこうこうと輝くのが風物詩ともいえる「漁火」。一本釣りでイカを釣る漁船の照明が、遠く離れた海岸から、はっきりと見えるのです。

朝は水揚げされたばかりのイカをいただきます。

地元で「シロイカ」と呼ばれているイカは、「ケンサキイカ」という種類で、夜に釣り上げられたもの。甘みが強く、ねっとり濃厚な味わいが魅力です。煮物、焼き物、揚げ物など、様々なレシピで調理され、旬の食材として食卓に並ぶことが多い「シロイカ」。特に水揚げしたばかりの、活きのいい獲れたてはお刺身でいただくのが、何よりのごちそうです。

内臓が見えるほどの、透明感が鮮度の証。身がしっかりとしていて、コリコリとした歯ごたえがたまりません。生姜や地元特産のネギなどの薬味を添えて、炊きたての白いご飯と一緒にどうぞ。