けさはルーマニア生まれのアーティスト、ミルチャ・カントルさんの活動に注目します。

私たちは、ふだん、法律、しきたりなど、目に見えないものに縛られています。そうした、見えないけれど、確実に存在するものをアーティストのミルチャ・カントルさんは「透明なもの」ととらえて、作品を制作しました。

現在、銀座のメゾンエルメスのギャラリーで開催中の展覧会では、透明なガラスパネルが壁となり、そこに人の指紋が無数、プリントされた作品や透明なプラカードを持った人たちが東京のまちなかを歩く映像作品が展示されています。

含みの多い作品ですが、どのようなことを表そうとされたのか、「透明」に込めた意味とは?先日、来日なさったミルチャ・カントルさんに伺った内容をお届けします。

ミルチャ・カントルさんの日本初の個展

あなたの存在に対する形容詞

は銀座メゾンエルメス フォーラムで722日まで開催されています。

入場は無料です。