今朝は、一般社団法人fairの代表理事、松岡 宗嗣さんに お越しいただきました。

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松岡さん、この春に大学を卒業されたばかり!在学中からウェブメディア「ハフィントンポスト」で「LGBT」に関する情報を発信されていらっしゃいました。そして今回、一般社団法人「fair」を立ち上げた、、、ということで...

Q  一般社団法人fair、どのような団体を目指し、発足したのでしょうか?

私自身がゲイ当事者で、様々な活動に参加してきたが、そのなかで、情報は多くなってきつつもまだまだLGBTが生き辛い現状があって、そのなかでも制度はまだ歩みが遅い。そこに対して関心を集めることはできないか。その先にみんながフェアに生活できるよう、団体を立ち上げました。

Q  LGBTについて、日本にはどのような課題が?

メディアで取り上げられることも増えたが、まだまだ諸外国に比べると進みが遅い。一部地域でパートナーシップ制度などがあるが、実際法的な保証がない。他にも、LGBTの差別、いじめがまだまだ起こっている現状がある。それを包括的に禁止・解消する制度も備わっていない。

Q  明日からは代々木公園で、LGBTの祭典「東京レインボープライド」が開催されます。報道規模も大きくなり、参加者も増えましたね。

参加人数も年々増えているが、私自身もこの祭典をきっかけに色んなセクシャリティの違いを知って、糧になっています。

Q  最後に、いま、松岡さんが放送を通して伝えたいこと、教えてください。

LGBTの中には困っている人もいる。こういう声があるんだと紹介するだけでも良いので、フェアな社会づくりを共に目指して貰えると嬉しい。